浅香航大、“あな番”が代表作のひとつに「芸達者な方ばかりで本当に刺激だらけ」<「あな番 劇場版」連載 Vol.3>

2021/12/11 10:00 配信

ドラマ 映画 インタビュー 連載

「あなたの番です」で刑事・神谷将人を演じた浅香航大。ドラマでは無残な殺され方をして当時は大きな話題に撮影=玉井美世子/スタイリスト=根岸豪/ヘア&メーク=泉脇崇(Lomalia)

日本中に考察ブームを巻き起こした「あなたの番です」(2019年日本テレビ系)が劇場版となって復活。マンションで行われた“交換殺人ゲーム”が起こっていなかったら?という、もう一つの世界を描く。今回は、ドラマでは無残にも殺されてしまった刑事・神谷将人を演じた浅香航大にインタビュー。“あな番”に対する思いや神谷というキャラクターや好きなキャラクター、劇場版の見どころなど語ってもらいました。


――まずは劇場版ができると聞いたときの気持ちを教えてください。

「マジでやるの?」って(笑)。ドラマがかなり反響のある作品だったので率直にうれしかったんですが、驚きも同じくらい大きくて…。僕を含め、死んじゃった人が多いからどうやってやるんだろう、違うキャストが出た違うお話しになるのかなというのはありました。あと、僕は出られるのか微妙だなと思って(笑)。

――ドラマでの神谷は壮絶な死に方でしたしね。

そうなんですよ。でも交換殺人が起こっていないもしもの世界と聞いて、この手があったか!と思いました。で、それなら僕も出られるなってちょっと安心して。ちなみにドラマで死んじゃったときは、「どうやって撮影したの?」「リアルだったよね」とかなり興味を持ってもらい、いろんな方から声を掛けられました。本当に作品の大きさを感じましたね。

――神谷の死は視聴者をかなり驚かせましたが、殺されてしまうのは最初から知っていました?

大筋は最初から決まっていたみたいなんですが、内容は回を追うごとに変わっていたみたいで。自分がどうなるかは全然知らずやっていたのですが、撮影が進んでいく上で「浅香さん、死ぬことになりました」って言われて(笑)。もうそこは受け入れるしかなかったですが、ちょっとツラかったですね。もうちょっと出たかったというか。