長く主従関係にあった慶喜と栄一は、栄一が新政府に出仕することになり主従の関係がなくなっても、それまで同様特別な絆で結ばれ続けてきた。栄一にとって慶喜は、心から慕い、敬い、追いかけ続ける大切な存在。一方、慶喜にとっても、栄一はかけがえのない存在であった。
そんな二人の絆の深さ、強さがうかがえる病床でのシーンに、視聴者からも「危篤状態の栄一が、慶喜さんの一言で回復するの本当に尊い」「栄一と慶喜がこの2人で本当によかった…」といった感動の声が上がった。
慶喜が口にした“尽未来際”は、かつて慶喜の家臣で栄一を見出した平岡円四郎(堤真一)が慶喜に約束し、果たせなかった言葉。その言葉を慶喜が口にしたことにも視聴者から「ここで尽未来際か…なんという脚本」「あの日から今日まではつながっているんだ、と再確認した」「慶喜がどんな思いで尽未来際と言ったか想像するだけで泣ける」といった声も。
また、慶喜と栄一の関係を“推し”と“ファン”になぞらえた「慶喜公に生きてくれ、もっと話したいと言われ、死の淵から生還する栄一。推しの力は絶大!」「推しはこの世で一番の薬だなぁ」という声もあった。
その後、戊辰戦争当時の思いについて、約束通り語り始めた慶喜。尽きぬ後悔や自責の念を胸に秘め、公爵として一見穏やかな余生を送る慶喜だが、その心中には壮絶な覚悟があった。そんなことを感じさせる佇まいにも「年月を感じる」「草なぎくんはすごい」と絶賛の声が上がった第39回。Twitterでは放送後すぐに「#青天を衝け」がトレンド1位に浮上するほどの反響を呼んだ。
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