<カムカム第7週振り返り>勇、安子にプロポーズ! 米国人・ロバートとの対比色濃く…

2021/12/18 17:00 配信

ドラマ レビュー

ロバート(村雨辰剛)との時間を楽しむ安子(上白石萌音)「カムカムエヴリバディ」第35回より(C)NHK

上白石萌音、深津絵里、川栄李奈がヒロインを務める連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか※土曜は月~金曜の振り返り)。12月13日から放送された第7週「1948-1951」では、雉真家にも変化が。安子(上白石)が英語を通して世界を広げ始める姿も描かれた。(以下、第7週までのネタバレがあります)

安子、英語テキスト作りを手伝う


第7週前半では、雉真家の出会いと別れが描かれた。終戦後も長く行方不明だった算太(濱田岳)が帰還。雉真家で一緒に生活を始めた。家の中がにぎやかになった一方で、約1年後には美都里(YOU)が亡くなった。

勇(村上虹郎)は、「雉真繊維」の跡取りとして頭角を現し始めていた。社員の団結と士気高揚のために始めた野球部活動も軌道に乗り、ついには進駐軍野球部から試合を申し込まれるほどに。父・千吉(段田安則)から「安子さんを嫁にもらえ」と勧められていた勇は、この試合の行方に、自分と安子の将来を託すことを決めた。

だが肝心の安子は何も気づかず、おはぎを作っては売る毎日。進駐軍将校として日本で働く米国人・ロバート(村雨辰剛)との交流をきっかけに、英語への興味も膨らみ続けていた。安子はロバートに頼まれ、英語教室のテキスト作りを手伝うことに。2人は毎週1回会っては楽しい時間を過ごすようになっていった。

安子の自由な振る舞いに違和感を覚えたのは、雉真家の女中・雪衣(岡田結実)。ひそかに勇に思いを寄せる雪衣は、嫉妬心も手伝って「安子さんはおとなしゅう家のことだけしとるんが筋じゃ思います」「算太さんと安子さんは、旦那さまの財産をあてにしてこの家に居座りょう思われても仕方ねえんじゃねえですか」と感情を爆発させた。