坂東龍汰、主演映画でトランスジェンダー役に挑む「ちょっとドキッとするシーンはありますけど、覚悟を持って見てほしい」【連載：坂東龍汰の推しごとパパラッチ #6】(後編)

――映画の中で写真を撮っているシーンがあったり、絵を描いていたりしますが、これは坂東さんの当て書きですか？

いや、撮影をした2019年当時はカメラが好きだと公表していたわけではないので違います。でも、僕、写真が好きな役が多いんですよ。「閉鎖病棟―それぞれの朝―」の昭八ちゃんもそうでしたし、たまたまなんです。不思議ですよね。今なら、この連載もしているので、カメラ好きなんですねと言われるのは分かりますが。

――カメラが似合うんでしょうね。

えへへ。そうなんでしょうかね？　僕と実際に話す前から決まっていたことなので、謎です。昭八ちゃんの時もめっちゃテンション上がって、「僕、自分のカメラがあるので、これ使っていいですか？」って聞いたら、時代設定と違うからダメって言われました(笑)。

――それはそうですね。なんなら、映画に登場する絵も描いたのかと思いました。

描いてないですー(笑)。でも、僕の趣味を知っている人は、「坂東くん提案？」と思うかもしれないですね。

――ちなみに弁当屋さんの役でフライパンを振っていますが、お料理は？

料理も大好きです。今日も自炊してきました。ハム卵焼きと、胸肉をレンジでチンして焼いて、ネギ切ってごま油と和えたものをかけて食べてきました。タンパク質メシ。今、役のために炭水化物を抜いているので。本当にタンパク質ばかり食べています。撮影で家を離れると思ったように料理ができないので、食べるのが生卵になってしまう。自炊できないのが、今のストレスです(笑)。