――嫉妬心でしょうか?(笑)
三津谷:嫉妬しますよ! でもその嫉妬心も含めて愛してます!(笑)
山田:嫉妬は愛情ですからね!
三津谷:(笑)。じゃあ、今度は俺のこと言ってもらっていいかな
山田:あ、そうだ(笑)。褒められて満足しちゃった(笑)。
三津谷:ちょっと!(笑)
堀井:ははは!(笑)
山田:三津谷さんはお芝居も普段の生活でも思うんですけど、細やかというか、感受性が豊かですごく繊細だから、いろんなところに感覚を持っていける人だなって思います。
新太も、本当に三津谷さんが言ってた通り、ナイーブだったことに衝撃です!
三津谷:すごい衝撃だよね!
堀井:いやいやナイーブの塊だよ、俺(笑)。
山田:新太はターザンのようなところがすごく良いと思うんですよね。どんどんいろんなことを吸収していくし、愛嬌(あいきょう)もあるし、かわいげもあるし、愛されるキャラですよね。そんな中で、繊細な一面もあって、作品やったら何kg痩せちゃうとか…本当に意外でしたね。
堀井:なんか、繊細な人多いね(笑)。
山田:そうだね。3人一緒だなって思うのは、“気にしい”というところですね。
堀井:うん、気にしい。俺直したいもん、気にしいなところ。でも気になるんだよな…
山田:でもそれは、この作品に懸ける思いが一緒だからだと思うよ。僕らが乗り越えなきゃいけないことはいっぱいあって、僕らのことを知って頂いている人がいるっていうことはいいことだけど、知らない人からしたら全然意味のないことだから、僕たちを応援してくれている人の奥の奥に向けて3人とも頑張りたいと思っています。
――貴重なお話ありがとうございます…。現場では、自然と読み合わせが始まったりすると聞いたのですが、誰がきっかけでやるとかあるんでしょうか?
三津谷:新太から始めることが多いんですけど、面白いのが、新太は自分のせりふのところを途中からやり始めて、「あ、やってる!」って思って入ろうとすると、その後自分のせりふがなくなったタイミングで抜けたりするんですよ(笑)。
堀井:えぇ、そうだっけ? いついつ?
三津谷:この間のシーンもそうだったんですけど…(笑)。
堀井:ごめん! (笑)。
山田:(笑)。
三津谷:あと、8話の台本を読もうよって言って読み始めてたのに、いきなりせりふが止まって、自分から「やろうよ!」って言い始めたのに寝ちゃってて(笑)。結局、裕貴と2人で8話を読み返すみたいなことになっちゃったりして(笑)。たまに、そういうトリッキーな動きをしますね。
堀井:本当、2つともごめん…。
山田:(笑)。
堀井:究極に眠くて…
山田:でも僕も1回寝落ちしましたもんね(笑)。
三津谷:そう、寝落ちして、あれ?って(笑)。
堀井:最初裕貴が寝落ちしたんだよね?「あれ? 裕貴~」って声掛けても起きなくて。
三津谷:そしたら「やべっ俺寝落ちしてた」って(笑)。
山田:本を持ったままこう…(寝てた)。
堀井:それで「俺もギブ!」ってなって(笑)。
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