渋谷凪咲、“ホーム”NMB48への思い「背中を見てくれるメンバーがいてくれることで私自身“もっと頑張りたい!”って」<Interview>

渋谷凪咲(NMB48) 撮影:ブルータス海田

NMB48のためにお仕事を頑張りたい


――渋谷さんの出演番組はNMB48のメンバーも見てくれてたりするんですか?

結構見てくれてます。「24時間大喜利、めっちゃ面白かったです!」って言ってくれたり、別の番組で言った「サイコゥ サイコゥ サイコゥ」をまねしてくれたり(笑)。それと、「凪咲さんみたいにいろんな番組に出られるように頑張りたいです」って言ってくれるメンバーもいて、それがすごくうれしいです。

――渋谷さんの活躍がグループにもいい影響を与えてますね。

今年(白間)美瑠さんが卒業されて1期生がいなくなって、後輩が多くなって、そういうふうに背中を見てくれるメンバーがいてくれることで私自身“もっと頑張りたい!”っていう気持ちになれています。

自分が次また呼んでもらえるように頑張るというより、「またNMB48の子を呼びたいな」と思ってもらえる信頼関係みたいなものを私が番組で築けたら、別のメンバーも番組に呼んでもらえると思うので、NMB48のためにお仕事を頑張りたいなって思います。

――NMB48のコンサートでも、特にMCコーナーを見ていると、渋谷さんのようにいろんな番組に出られるように頑張りたいという気持ちが伝わってきます。例えば、ドラフト3期生の安部若菜さんとか前田令子さんとか、トークも面白いですよね。

そうなんです!ホント、面白い子が多くて、劇場公演の後にも反省会があるんですけど、MCの反省会があるぐらいトークも頑張ってて(笑)。もしメンバーがそう感じてくれてるんだったら、私自身、やりがいもあります。

――さっき、白間さんが卒業されて、という話が出ましたが、2期生、3期生、渋谷さんたち4期生も人数が少なくなってきたからこそ、先輩メンバーたち1人1人のポジションやキャラがより大事になってきているような気がします。

はい。人数の多さもグループの強みですけど、今は1人1人に力がないと残っていけないんじゃないかなとも思うんです。誰かに頼るんじゃなくて、自分でどうにかしようという気持ちでやっていってもらえたらいいなって思うので、そういうことを伝えていきたいです。

――NMB48としては、2021年は元日に3つのチームを解体して、6つのグループに抽選で振り分けられ、「NAMBATTLE〜戦わなNMBちゃうやろっ!〜」という企画で競い合うところから始まるという、まさに激動の1年だったと思いますが。

NAMBATTLEをやったことで1人1人がパフォーマンスに対する自覚みたいなものが生まれたと感じています。メンバー全員が野心を持てましたし、NMB48が変わるためのいいきっかけになりましたね。

チーム制の時は劇場公演で16人がステージに立っていました。でも、コロナ禍ということで体制が変わって8人でのステージに。人数が半分になる分、1人1人の責任感もそれまで以上に大きくなるじゃないですか。みんな大変だったと思いますけど、いい刺激になりました。(取材後、2022年の元日に組閣が行われることが発表され、また新たな編成になることが決定している)

――11周年を迎えた11月3日には大阪・大阪城ホールで11周年記念コンサートが開催されました。夜の部では“全員センター”という試みもあって、渋谷さんが「シダレヤナギ」でセンターを務めて先陣を。

はい(笑)。大阪城ホールで全員がセンターに立てることってなかなかないことですし、本当に本当にありがたいことだなって思いました。

――同じく11月には渋谷さんセンターの新曲「夢中人」がテレビで初披露されました。あれも大きな出来事ですよね。

もうびっくりしました!秋元(康)さんがNMB48っぽい遊び心のある曲を書いてくださって、めちゃめちゃうれしかったです(笑)。

――2022年初春に26枚目のシングルの発売も決定しています。

はい、どんな曲を頂けるのかメンバーみんなで楽しみにしています!

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