大手出版社クスノキ出版・経理部の瀬古凛々子(黒木華)は、他人の気持ちや場の空気を読むことは苦手だが、優れた洞察力を生かし矛盾や誤りを見抜く能力に長けた女性。そんな凛々子の能力を認める執行役員の仁和正樹(安藤政信)は、凛々子にクスノキ出版が運営するニュースサイト「カンフルNEWS」の立て直しを命じる。
カンフルNEWSには、放任主義の編集長・山田礼二(生瀬勝久)のもと、凛々子と同期の根津道春(溝端淳平)、仕事は早いが中身の薄い男・下馬蹴人(野村周平)、シングルファーザーの椛谷静司(野間口徹)、少年マンガ誌の編集部志望だった一本真琴(石井杏奈)が所属。だが、その仕事ぶりはといえば、他社のニュースやブログ記事のコメントをコピペしただけの“コタツ記事”ばかり。PV(ページビュー)は月間50万程度で広告もろくにつかないお荷物部署状態。編集部にやってきた凛々子は「ゴシップで攻める」という戦略を立て、月間5000万PVを目標に掲げた。
そんななか行われた編集会議で、アイドルと人気声優の交際がうわさされるきっかけとなった、あるクリスマスパーティーが話題に。そのパーティーに、ゲーム・アプリ会社グリフィン・ラボの代表たちが出席しており、彼らをパワハラ企業として告発するという投稿があることを知ったカンフルNEWSの面々は、危険だという凛々子の反対を無視し、このパワハラの件を記事にする。
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