上白石萌音、深津絵里、川栄李奈がヒロインを務める連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか※土曜は月~金曜の振り返り)。1月3日から放送された第10週「1962」では、大阪で新生活を始めた“二代目ヒロイン”るい(深津)が青春真っただ中。“宇宙人”あらためジョー(オダギリジョー)のカッコよさに、視聴者からも歓声が上がった。(以下、第10週までのネタバレがあります)
第9週ラスト、弁護士の卵だという片桐(風間俊介)との初デートがほろ苦い結果となった後、ふらりと入ったジャズ喫茶で見覚えある顏を見つけたるい。ステージ上でカッコよくトランペットを吹く男性は、るいがひそかに“宇宙人”と呼んでいたクリーニング店の客、その人だった。
周囲から“ジョー”と呼ばれるその人は、トランぺッターの大月錠一郎といった。るいをルイ・アームストロングの愛称から“サッチモちゃん”と呼び、るいがこっそり“宇宙人”と呼んでいたことを知っても怒るどころか「何か、かっこええなぁ」と笑顔を見せ、シャツにポタポタとケチャップをたらしながらホットドックを頬張り…と、かなり個性的。クリーニング店の店員であるるいは、そのシミを見て「洗いてぇ~、今すぐ洗いてぇ」と悶々とするが、まだそれを口に出せるほど親しい間柄ではない。
だが、そんなジョーがトランペットで奏でる「On the Sunny Side of the Street」の旋律がるいの心の奥底に閉じ込められた母・安子(上白石萌音)の記憶を少しずつ解き放ち、同時にるいのジョーへの思いにも変化が起き始める。
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