演技の化学反応というと、刑事を演じる伊藤沙莉や尾上松也、筒井道隆とのこれからにも期待が高まる。
そんななか、90分拡大版となった初回の終盤は、事件から1カ月後が描かれた。そこで整はバスジャック事件に巻き込まれ、その乗客の一人である金髪の青年として、永山瑛太が登場。告知なしのサプライズ登場にSNSには驚きの声が上がった。
放送後、公式サイトで、永山演じる熊田翔は次回の第2話でバスジャック事件に関わる重要な人物であると明かされた。菅田と永山がどう対峙していくのかが、楽しみだ。
物語は原作にほぼ忠実な展開であったが、菅田をはじめとする俳優陣がキャラクターに息を吹き込むドラマ化ならではの見応えがあった。会話劇のテンポの良さ、そこに沸き上がる感情の表現でしっかりと物語を伝える。
Twitterでは、タイトルが日本と世界の1位になったほか、「菅田将暉」「瑛太さん」「エンケンさん」と俳優陣の名前もトレンド入り。期待の高さが伺えた。
第2話は1月17日(月)に放送。美術館に行くために整が乗った路線バスがジャックされた。その頃、大隣警察署には連続殺人事件の捜査本部が立ち、刑事たちは忙しく動いていた。そんなとき、風呂光は後輩警官からバスジャックの通報があったと聞き、青砥たちに話すが、付近の路線バスや観光バスは問題なく運行しており、ただのイタズラだと一蹴されてしまう。
(文=ザテレビジョンドラマ部)
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