本仮屋ユイカ、2022年新たな気持ちで挑む弁護士役『ムーブメントを起こす場所に帰ってこれた』<「愛しい嘘~優しい闇~」インタビュー>

2022/01/28 05:00 配信

ドラマ インタビュー

「愛しい嘘~優しい闇~」に出演する本仮屋ユイカにインタビューを実施 ※撮影:阿部岳人

1月14日よりスタートした波瑠主演の金曜ナイトドラマ「愛しい嘘~優しい闇~」(毎週金曜夜11:15-0:15ほか、テレビ朝日系)は、中学卒業から14年たったある日不意に開催された同窓会をきっかけに、仲良し6人組のメンバーが、次々と亡くなっていく事件を描いた本格ラブサスペンス。マンガアプリ「Palcy(パルシィ)」(講談社)で連載中の愛本みずほの「愛しい嘘 優しい闇」を原作に据え、ドラマ版ではオリジナルのストーリー展開を見せていく。

WEBザテレビジョンでは、波瑠演じる主人公・望緒の中学時代の同級生で、弁護士として働く、真面目で常に冷静沈着な本田玲子役の本仮屋ユイカにインタビューを行い、作品への思いや共演者の印象、自身の役への向き合い方などを聞いた。

コロナ禍で生きる人々にぴったりな作品


――改めて、出演が決まった際のお気持ちを教えてください。

すごくうれしかったです。金曜ナイトドラマは3回目の出演となりますが、その一つが「民王」(2015年)で、社会現象が起きてすごかったんです。またそういったムーブメントを起こす場所に帰ってこれたんだなと感慨深く、そして、また何か面白いことをしようとしている場所に呼んでいただけたことを、とても光栄に思いました。

――原作を読んでみて、いかがでしたか?

絵のタッチにどこか懐かしい雰囲気があって、純粋さや柔らかさを感じました。しかし、「これをドラマにするんだ…」と衝撃を受けました。

――脚本を読んでみた感想をお聞かせください。

とても早いスピードで進んでいくんだなと感じました。私たちは一足先に最後まで脚本を読ませていただいたのですが…すっごく面白いです。善悪を分け切ることはできないし、人は幾重にも重ねられて存在しているんだという、そういう人間の奥深さや、物語の多面性がよく表れていて、とても練られた脚本だなと思いました。いろいろな時代のうねりや、コロナ禍で生きている現代の私たちにぴったりな、緻密な作品だと思います。