NHK BSプレミアムでは、11月3日(金)からBS時代劇「赤ひげ」(毎週金曜夜8:00-8:43)を放送することが分かった。
同作は、黒澤明監督の名作映画「赤ひげ」の原作である山本周五郎の傑作小説「赤ひげ診療譚」を連続ドラマ化したもの。江戸、小石川養成所を舞台に、無骨で謎めいた医師・赤ひげと青年医師との交流、そして貧しい患者や市井(しせい)の人たちの姿を描く。
患者には医術を施すだけでなく、患者の抱える事情にも踏み込み献身的に面倒を見る医師・新出去定、通称“赤ひげ”を演じるのは、船越英一郎。
また、赤ひげに反発しながらも、患者たちのさまざまな姿に接することで、医師として生きるべき道を見いだしていく保本登を中村蒼が演じる。
2人を中心に、絶えず資金繰りに悩む養成所や長屋などを舞台に起きる事件と、死にざま、生きざまを通して、成長していく人間の姿を見詰める。
他、出演者には古舘佑太郎、前田公輝、大後寿々花らが決定している。
孤高で完全無欠な赤ひげではなく、未完成な部分も持ち合わせた人間味あふれる赤ひげ像を模索しながら屈指の名作に挑む、無謀ともいえる大冒険を楽しみたいと思っています。
「人とはなにか」「生きていくためには何が必要なのか」。そんな事を医療を通して学ばさせてくれる赤ひげ先生。保本を演じていて僕もその教訓が心に沁みます。原作、映画と名作ですが、また新たなる「赤ひげ」を届けられるよう日々挑戦しております。
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