“ゾワきゅん”させる林遣都の演技に引き込まれる<愛しい嘘~優しい闇~>

2022/01/22 11:19 配信

ドラマ レビュー

中学時代からモテていた雨宮(林遣都)の秘密とは (C)テレビ朝日

波瑠が主演を務めるドラマ「愛しい嘘~優しい闇~」(毎週金曜夜11:15-0:15ほか、テレビ朝日系)の第2話が1月21日に放送された。仲良し6人組だった同級生の1人が不審な死を遂げ、望緒(波瑠)にも危険が迫るなか、怪しい人物が浮上した。(以下、ネタバレがあります)

雨宮の秘密が明かされる


同作は、主人公の周辺で起こる連続不審死事件を描く本格ラブサスペンス。2020年4月から講談社の漫画アプリ「Palcy(パルシィ)」で連載中の愛本みずほによる「愛しい嘘 優しい闇」を原作に据え、ドラマ版ではオリジナルのストーリー展開が用意されている。

第1話ラストで衝撃を呼んだ、望緒の中学時代の同級生・奈々江(新川優愛)の死。他殺の可能性があるなか、第2話では望緒にも命の危機が迫った。

路上で何者かに突き飛ばされ、あやうく車にひかれそうになった望緒。さらに、その後、望緒の後輩・りえ(松村沙友理)が同じように突き飛ばされて車にひかれてしまったが、それは望緒の傘をりえが無断で持ち出して使っていたからのようだった。2人を突き飛ばしたのはミリタリーコートを着ていて同一人物に見えた。

そこで怪しい人物として浮上したのが、雨宮(林遣都)だ。初恋の人である雨宮と同窓会で再会してから恋の予感を抱いていた望緒。車にひかれそうになった望緒を心配したり、仕事のことで励ましてくれたりした雨宮だが、他の女性の影があり、奈々江が亡くなった日の行動も疑われた。

望緒も疑惑の目を向け、「いい人なのか、悪い人なのか、あなたのことが分からない。私、雨宮くんのことが信じられない」と告げた。すると、雨宮は望緒を病院に連れて行った。そこには、雨宮の母・サユリ(高橋ひとみ)が若年性アルツハイマーで入院していた。

電話で「愛してる」と言っていた相手は母で、奈々江が亡くなった日も病院に来ていたことでアリバイが立証された。