3世代約100年にわたる女性たちの人生を描く連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(毎週月～土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか※土曜は月～金曜の振り返り)。2月9日放送の第70回では、ひなた(新津ちせ)の家である回転焼き屋さん「大月」にまさかの大スターがやってくるエピソードが描かれた。昭和スターのいで立ちでふらりと現れ神対応を見せたモモケンこと桃山剣之介(尾上菊之助)に視聴者からも喝采の声が上がった。(以下、ネタバレがあります)
「カムカムエヴリバディ」は上白石萌音、深津絵里、川栄李奈がヒロインのバトンを繋いでいく異例スタイル。今週は、安子(上白石)の孫でるい(深津)と錠一郎(オダギリジョー)の娘・ひなたの人生を描く“ひなた編”第15週「1976-1983」を放送している。
一目ぼれした美少年・ビリー(幸本澄樹)と一言も言葉を交わすことができず、ひなたの初恋はあっけなく終わりを迎えた。それでも両親の温かく深い愛情に包まれ、笑顔を取り戻したひなた。そんなある日、「大月」に思いもかけない客がやってきた。それが、ひなたにとっての今でいう“推し”、二代目桃山剣之介だった。
テレビ時代劇での和服姿とは打って変わって、ネイビーの格子柄のスーツにストール、色付きサングラスといういで立ちでふらっと現れたモモケン。ひなたがいち早く気づき「モモケン!?」と叫ぶとサングラスを外し、「いつかは回転焼きをありがとう。あんまりおいしかったんで、日ごろ世話になっている条映のスタッフに差し入れてやろうと思いましてね」と爽やかな笑顔でなんと100個注文。そのうえ、その場で産気づいたるいを乗ってきた車で病院まで送り届けた。
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