ディーン・フジオカが企画・プロデュース・主演を果たしたバイオレンスアクション「Pure Japanese」(公開中)。ディーンは、偶然助けた少女・アユミ(蒔田彩珠)と関わったことで、自らにある狂気を暴走させてしまう立石を演じた。
――なぜ主演だけでなく企画・プロデュースも担当したのでしょうか?
2013年に映画監督を経験してから、映像制作に関わる一人のフィルムクルーとして、新たなチャレンジが必要だと常に感じていました。その思いが覚醒したのは、ドラマ「モンテ・クリスト伯 ―華麗なる復讐―」(2018年フジテレビ系)を終えたとき。焦燥感を伴う渇望に近い、どこか自分だけが置き去りになったような精神状態になり、そこを抜け出すために自主的にいろんな企画を練り始めました。
本作はそのうちの一つ。企画・プロデューサーとして本当に作らなきゃいけないと思った作品を立ち上げ、役者としてベストを尽くして登場人物の一人を演じたという感じです。順序としては、まず第一に企画・プロデュースがあり、第二に主演という形で作品を作りました。ただ、撮影期間中だけは順序が逆転しました。第一に俳優として演技をし、必要なときにプロデューサーとして現場におりました。
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