――堤が演じたヴァンは、帝国との戦いに敗れた孤独な戦士。その印象は「昭和時代の戦争経験者」だという。
うちのおやじもそうですが、彼らは表立って感情を爆発させることはなく、周りから見たら分かりにくい人なのかもしれません。それでも芯の部分には、揺るぎのない強さを持っているんですよね。ヴァンにもそういう強さを感じましたし、彼は戦いによって全てを失いましたが、ユナという少女と出会い、守るべき存在ができたことで、ヴァンはさらに強くなっていったのだと思います。
ヴァンのセリフで「この子にはいろんな経験をさせてあげたい」というのがありましたが、僕にも娘がいるので、それには強く共感しました。子供たちは未来を生きていく。だからこそ今、いろんなものを見たり、感じさせたりしてあげたいというヴァンの思いは僕も共感しています。
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