池松壮亮&伊藤沙莉にイジられたニューヨーク屋敷「めちゃくちゃやん」

2022/02/12 15:43 配信

映画 会見

映画「ちょっと思い出しただけ」公開記念舞台あいさつに登壇した屋敷裕政、伊藤沙莉、池松壮亮(写真左より) 撮影:田中隆信

映画「ちょっと思い出しただけ」の公開記念舞台あいさつが2月12日に都内で行われ、W主演を勤めた池松壮亮伊藤沙莉、共演者の永瀬正敏、監督を務めた松居大悟が登壇した。

本作は、けがでダンサーの道を諦めた照生(池松)とタクシードライバーの葉(伊藤)の二人を中心に、関わる登場人物たちとの会話を通じて、都会の夜に無数に輝く人生たちの機微を繊細かつユーモラスに映し出したオリジナルラブストーリー。

屋敷裕政「僕だけ舞台に上がらせていただけない」出演者なのにMC


イベントの司会を担当したのは、本作にも出演している屋敷裕政(ニューヨーク)。「舞台あいさつのオファーをいただいて喜んでいたところ、僕だけ舞台に上がらせていただけず、独特の台の上に立たせていただく形になりました。皆さん、温かい目で見ていただければと思います」と観客に呼び掛け、場を和ませた。

そして、屋敷の呼び込みで、キャストと松居監督がステージに登場。池松は「このような状況下の中、本当にありがとうございます。公開できるか心配していたんですけど、こうして公開できました。すごくめでたい場だと思いますし、こういうところに立ち会っていただき、ありがとうございます」とあいさつ。

伊藤が「まだ皆さん、見る前なのでソワソワすると思うんですけど、一旦このトークを楽しんでください」と話して、トークセッションへ。

11日に公開され、SNSなどで本作の感想を見たという松居監督は「映画自体の物語はあるんですけど、みんな、自分の物語にしてくれている。自分のことを思い返したり、昔の恋人を思い出したり、そういう感想が多くてうれしかったです」と笑顔で語った。

屋敷も「昨日からエゴサしかしてないです。バラエティー番組を見て『面白かった』って言ってもらえることはあるんですけど、演技で褒めてもらえるのは初めて。今のところ『屋敷がダメだ』という意見がないのでホッとしております」とうれしそうな表情を浮かべた。