――「カムカムエヴリバディ」に出演することが決まったときのお気持ちは?
初めてのことというのは、私にとってとてもワクワクすることなので、初の“朝ドラ”ということで、すごくうれしいなという気持ちでした。それに、私が初めて出演したドラマも藤本さんの脚本だったので、初めての“朝ドラ”も藤本さんの脚本で、こんなにありがたいご縁はないなと本当にうれしかったです。
――ご自身の役柄についての印象は?
自分の思ったことをちゃんと言葉にできて、芯のしっかりした子だなという印象があります。ひなたとも違う明るさを感じました。一恵は、ひなたに比べるとしっかりもので、思ったことも言うし、でも「しょうがないな、手伝ってやるか」みたいな、ちゃきちゃきしたかっこよさを持った人だと思いますね。お母さんから茶道の道を継ぐように言われてそれに少しあらがっているようなんですが、一恵ちゃんは、きっと、茶道の道を完全に拒絶しているということではなくて、その道を行くにしても行かないにしても、自分で考えて自分で決めたいということなんだと思うんです。