2022年4月スタートの木村拓哉主演ドラマ「未来への10カウント」(毎週木曜夜9:00-9:54、テレビ朝日系)に、満島ひかりがヒロイン役で出演することが分かった。木村と満島のドラマ共演は「月の恋人〜Moon Lovers〜」(2010年、フジテレビ系)以来2度目となるが、物語全体を通して密に芝居を交わし続ける本格共演は今回が初めてとなる。満島が務めるのは、木村演じる主人公・桐沢祥吾がコーチを請け負うことになった松葉台高校のボクシング部で顧問をしているシングルマザー、折原葵(おりはら・あおい)役。満島は「木村拓哉さんとの共演はBIGギフトです」と意気込みを語る。
木村と脚本家・福田靖氏が7年ぶりにタッグを組んだ本作は、木村演じる“生きる希望を完全喪失している男”桐沢祥吾が、図らずも高校ボクシング部のコーチになったことで徐々に熱を取り戻し、再生していくさまを描く“青春スポーツ・エンターテインメント”。
青臭くもがむしゃらな熱を秘めた高校生たちと真剣に向き合う中、桐沢自らも変化を遂げ、“新たな未来”に向けて走り出していく。
このたび出演が発表された満島が演じるのは、不本意ながらもボクシング部の顧問を押し付けられた、シングルマザーの高校教諭・折原葵。満島自身はドラマ「おやじの背中」(2014年、TBS系)でボクシングシーンを経験しているが、今回演じる葵はボクシングの知識がゼロという役どころ。
だが、「私、知らないことがあると気持ち悪いんです」という葵は、まるで興味のなかったボクシングにも興味を覚えると同時に、生徒たちの熱い思いに触れ、ボクシング部に肩入れするようになっていく。
また、とにかく真面目でまっすぐな性格の葵は、覇気がまったく感じられない桐沢の心にも、目が覚めるようなパンチを連発。“闇”にとどまる桐沢を鼓舞し、ぐいぐい“光”が差す方向へと引っ張っていく。そして、桐沢の中に眠る本質に触れた葵は、次第に好意を抱き始める。
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