――ユウキはヨビに個人的な恨みを持っているゾーカを助けていくと同時に、2人には次第に特別な絆が生まれていく。
吉川さんはネコっぽい人で常に自然体でいらっしゃるので、お芝居でも助かりました。印象的だったのは、吉川さんが演じるゾーカに「着替え、あっち」と言われるシーン。これは台本にないセリフで、段取りのときに僕が間違えたときに吉川さんが教えてくれたセリフが本番でも採用されたんです。
――物語は、坂口健太郎演じるカラという男の出現でまた新たな方向へと動きだしていくが、果たして、ユウキの人生はどうなってしまうのか。
坂口さんとの共演は3回目なんですけど、僕の頭をたたくシーンで、ユウキとしての未熟さを感じたんです。こういう何げない動きで相手の気持ちを引き出すところが、改めてかっこいいなと感じました。
作品の見どころは全部ですが、特に頑張ったのはアクションです。反撃したいという気持ちで挑んだんですけど、反撃できず(笑)。役の気持ちと一致するようにアクションを作ってもらったので、そこもぜひ見てください。
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