波瑠“望緒”を惑わせた林遣都“雨宮”の嘘と闇はすべて明らかになったのか、謎はまだ残る<愛しい嘘~優しい闇~>

2022/02/26 12:15 配信

ドラマ レビュー

望緒(波瑠)は雨宮(林遣都)の正体を知る  (C)テレビ朝日

波瑠が主演を務めるドラマ「愛しい嘘~優しい闇~」(毎週金曜夜11:15-0:15ほか、テレビ朝日系)の第7話が2月25日に放送された。望緒(波瑠)が思いを寄せていた雨宮(林遣都)の正体が判明。嘘を隠してきた林の演技が見事だった。(以下、ネタバレがあります)

愛する“雨宮”の正体を知る望緒


同ドラマは、主人公の周辺で起こる連続不審死事件を描く本格ラブサスペンス。2020年4月から講談社の漫画アプリ「Palcy(パルシィ)」で連載中の愛本みずほによる「愛しい嘘 優しい闇」を原作に据え、ドラマ版ではオリジナルのストーリー展開が用意される。

望緒は、中学時代に初恋の人だった雨宮をスケッチしていたことで、耳の形から現在の雨宮が別人だと気付いた。混乱しながらも、彼の正体を突き止めようと決意。そんな望緒に、“雨宮”は14年にわたってひた隠しにしてきた真実を打ち明けた。

同級生の死の原因が判明


現在の“雨宮”の正体は、望緒たちの同級生・中野幸だった。中野の両親が亡くなった火事は、稜(溝端淳平)、玲子(本仮屋ユイカ)、優美(黒川智花)、奈々江(新川優愛)が中学時代に遊んでいた花火が原因ではなく、両親から虐待されていた中野自ら火をつけていた。

放火した瞬間を動画に撮っていた雨宮に中野は脅され、長くお金を巻き上げられていた。限界がきた中野は、雨宮のDVが原因で自殺した女性の兄・古堀(木村了)の協力を得て、雨宮を監禁。整形して“雨宮”に成り済ますことにしたのだ。

そして、動画の入った携帯電話を探すなかで、奈々江と優美を死に追いやった。