<NMB48>上西怜&本郷柚巴、“新世代の台頭”も刺激に「先輩らしくカッコいい背中を見せながら先頭を突っ走っていきたい」

個性豊かなTeamM


――ありがとうございます。そしてシングルのリリースも含めて、2022年はいろんなことが起こってますね。まず、元日に組閣があって、チーム制(TeamN、TeamM、TeamBII研究生)が復活しました。2人ともTeamMですが、原かれんキャプテン率いる“原TeamM”はどんな感じですか?

本郷:“ザ・NMB48”って思うくらい個性が強くて、とにかくぶっ飛んでます(笑)。歴代のTeamMがキャラの濃い人たちばかりだったんですけど、それに負けていないので、これからが楽しみです。

――3つのチームの先陣を切って、2月11日にTeamMの新公演「恋は突然やってくる」の初日公演が行われました。

上西:新公演ですけど、セトリを見たら、「あ、これはTeamMの公演だな」って思えるぐらいMらしさを感じました。劇場や配信で見てくださったファンの皆さんにも「めっちゃ楽しかった」って言ってもらえて、そういう面では手応えがありました。でも、若手メンバーも多いというのもありますけど、パフォーマンス面ではまだまだだなと思うところもたくさんあったので、“楽しくやる”ということは忘れずに、もっと成長していかないといけないなって感じました。

――新公演の中で、本郷さん的に注目してもらいたい曲は?

本郷:本編終盤の「ハイテンション」と「Green Flash」が大好きで、テンション高いTeamMにもピッタリだなって(笑)。ユニット曲も含め、どの曲もお気に入りなので、シングルでNMB48が気になった方に劇場公演もぜひ見てもらいたいです。

――新公演とは別に、「NAMBATTLE2〜がむしゃらにならなNMBちゃうやろっ!〜」も始まりました。次のシングル(27th)の選抜を懸けた個人戦、チームで対決する団体戦、「なんば式すごろく!」で対戦する個人ゲーム戦と、前回とは違う感じになってますね。

本郷:去年は個人戦がなくて全部団体戦でした。今年は個人戦もあるので、みんな熱くなってます。

――その個人戦、2月23日に発表された速報順位で上西さんは3位でした。

上西:26枚目のシングルでセンターに選んでいただいた時だからこそ、自分でもちゃんと1位を取らないと!という気持ちなので、3位というのは受け止めたくないくらい悔しかったです…。

でも、発売初日に寝る間も惜しんで投票してくださったファンの皆さんがこんなにたくさんいてくださるんだなって思ったら幸せな気持ちになれましたし、「怜ちゃんのために」って思って投票してくださった皆さんの気持ちを無駄にしないように、自分のためにも最終発表では絶対に1位を取りたい!とあらためて思いました。最後に笑えるように、自分の良さをもっともっと見てもらいたいなって。

――ファン投票系のイベントは最近なかったですし、久しぶりの感覚ですよね。

上西:久しぶりに「悔しい!」って感情が出ました(笑)。総選挙(AKB48選抜総選挙)でファンの皆さんと一緒に戦った時のことも思い出しましたね。

――本郷さんは速報順位が14位でしたが、どう受け止めていますか?

本郷:正直、私は選抜のライン(上位14人)に入っていると思ってなかったので、配信で見ていて自分の名前が呼ばれた時、「自分が入った!」ってうれしかったです(笑)。アンダーガールズ(15位から24位)の中に勢いのある後輩や、先輩もいらっしゃるので最後まで油断はできないなって思うんですが、私も最後はファンの方と一緒に笑顔で終われたらいいなと思っています。