2017年10月クールに日本テレビ系でスタートする櫻井翔主演の土曜ドラマ「先に生まれただけの僕」に、蒼井優と多部未華子が出演することが分かった。
初共演を果たす二人が、それぞれの役どころや互いの印象、櫻井との共演についてコメントを寄せた。
本ドラマは、商社マンから校長へと、まさかの辞令を受けた主人公・鳴海涼介(櫻井)を中心に、教師たちの人間物語を描く社会派エンターテインメントドラマ。ストーリーはオリジナルとなっている。
蒼井は、この作品のヒロインであり、鳴海の出向先である京明館高校で、特進クラス2年3組を担任する現代社会教師・真柴ちひろ(ましば・ちひろ)を演じる。
生徒たちのことは好きで、学校にも愛着があるが、生徒の学力や人間力を向上させること、そして自分自身の教師力を向上させることも忘れがちになっていた。
それを指摘し否定するような鳴海の言動に、最初は誰よりも反発する。しかし、やがて鳴海なりの学校改革や、鳴海が生徒たちに語る言葉に、自分も変わらなければと思い始める役どころだ。
蒼井は自身の役について「先生を志した頃の夢と情熱が残りつつ、現実も分かっている分、従来の教育方針と新任校長の新しい教育方針との間で、揺れ動く役です」と説明。
共演する櫻井、多部の印象を聞かれると「櫻井さんとは以前映画でご一緒しましたが、尊敬する主演の方のお一人です。穏やかでいて、クレバーな櫻井さんが真ん中にいてくださると思うだけで、頼もしいです。
多部さんは、2005年に映画館で『HINOKIO』のチラシで心を奪われて以来、念願の初共演です。とても楽しみです」と明かした。
また、多部が演じるのは、鳴海の恋人で、樫松物産の社員である松原聡子(まつばら・さとこ)。
校長になった鳴海を心配し、応援しているが、価値観の違いが少しずつ生じていく。二人は結婚するつもりでいたが、今の鳴海は結婚を逃げ場所のように考えているようにも感じられて、次第に聡子は鳴海から心が離れていくという役どころ。
多部は、複雑な女心の表現に挑むことについて「物語の設定が新鮮ですし、登場人物も濃く、個性豊かで、どのシーンも楽しく台本を読んでいます。私にとっても今までに演じたことのない結婚適齢期の女性らしい女性なので、頑張りたいと思います」と意気込みを見せる。
蒼井と同じく、共演する櫻井と蒼井の印象を問われると「櫻井さんとは10年ぶりに一緒にお芝居させていただきます。関係性も以前とは違いますし、二人でどんなシーンを作れるのか今から楽しみです。
蒼井さんはとても尊敬している先輩ですので、今回ご一緒できること、とてもうれしいです」と思いを打ち明けた。
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