――卒業発表のリリースには「アイドル人生13年をやり切ったと思っています」というコメントがありましたが、過去のインタビューを振り返っていたら、2020年に「実はソロライブをしてみたいんですよ!」って言っていたんですね。これについては何か気持ちに変化があったんですか。
「ソロライブは卒業してもできるじゃん」って思ったんですよ。むしろソロライブしかできない(笑)。
――確かに(笑)。
卒業してからやりたいことが3つあるんですけど、1つ目が「ファンの方とのつながりの場を絶対に作る」こと。卒業して最初に動くことはそれってもう決めてるんです。
なぜなら、やっぱりこうやってアイドルとして出会って応援してくれている方たちが一番悲しいのって、会えなくなったり身近に応援できなくなったりすることだと思うので、私はアイドルを卒業してそれを途絶えさせたくないなって。むしろ新しい方法を見つけようと、まず最初にそれに取り掛かろうと思っています。
ファンの方は、私が歌って踊ってる姿を見るのが好きでいてくれてると思うので、ソロライブをやるんだったら、本当にファンの方しか見ないそれぐらいの方が楽しいし(笑)。そういうことをやっていきたいなって、いろんなことを考えてます。
2つ目は、ここまで結構いろんなことがあったので、アイドルを「はい、卒業しました」で終わりたくないというか、何かに記しておきたいなと思ってて。
29歳までの自分のこととか、30歳になってからの気持ちだったりとかを文字にしてみたいなっていう、まだ本当に目標段階なんですけど、新しい目標があります。写真集は2冊出させていただいたので、次は文字にできたらいいなって、ちょっと夢見てます。
最後の3つ目は、アイドルになってから13年間、怒涛の日々を送らせてもらった中で、普通の人じゃ見られないいろんな景色をたくさん見せてもらったんですけど、逆に普通の景色を見たことがないなと思ったんです。
ただ海をゆっくり見るとかそういうことをしてないから、そういう普通のことを楽しんで、普通の人間としての価値観とか経験を積みたいなと思います。
それも、ただ1人でやるんじゃなくてその姿を見せたいなと思うので、YouTubeとかも始めようかなって考えてます。YouTuberとして活動するわけじゃなくて、ファンの皆さんが寂しく感じないように、私の姿を定期的に見てもらえる場にしたいです。
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