<カムカム>ヒロイン弟“桃太郎”がピュアすぎる!恋心のせた「サラダ記念日」トレンド入り

2022/03/04 21:18 配信

ドラマ レビュー

恋に心ときめかせる桃太郎(青木柚)。かわいい!「カムカムエヴリバディ」第87回より (C)NHK

3世代約100年にわたる女性たちの人生を描く連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか※土曜は月~金曜の振り返り)。3月4日放送の第87回ではヒロイン・ひなた(川栄李奈)の弟・桃太郎(青木柚)の甘酸っぱい恋模様が描かれ、関連ワードがトレンド入りするにぎわいを見せた。(以下、ネタバレがあります)

桃太郎、小夜子の教え子になる


小学生の頃から、ひなたの親友・藤井小夜子(新川優愛)に思いを寄せていた桃太郎。小夜子は“学校の先生になりたい”という夢をかなえて京都西陣高校で国語教師を務めており、1992年に桃太郎が同校に入学すると、2人は“教師と教え子”の関係になった。

国語準備室に小夜子を訪ねた桃太郎。つい“モモちゃん”“小夜ちゃん”と呼び合ってしまいそうになるのをこらえ、“大月くん”“藤井先生”と言い直す2人が何とも言えず甘酸っぱい。

「僕、国語が苦手で。なんか面白うてわかりやすい本、あらへんかな」と桃太郎が相談すると、小夜子はちょっと考えて「これ、どやろ」と本棚から『サラダ記念日』を取り出し「短歌はたった三十一文字(みそひともじ)の文学え」と微笑んだ。

「この本を読んでと君が言ったから…」


『サラダ記念日』は、1987年に発行されベストセラーとなった俵万智氏の第1歌集。“七月六日はサラダ記念日”を下の句とする表題作「サラダ記念日」はあまりにも有名だ。

第87回では、小夜子から『サラダ記念日』を勧められた桃太郎が「この本を読んでと君が言ったから 四月二十日は小夜子記念日!」と舞い上がる場面や、小夜子に「どこのポジション狙ってるの?サード?へぇ、カッコいい。長嶋みたい」と声を掛けられ「長嶋みたいねと君が言ったから 八月一日は…茂雄記念日!」と心の中で叫ぶシーンが放送された。