浅野ゆう子、三宅裕司に直訴したことを振り返る「“お客さまに笑っていただく”を勉強したかった」

2022/03/08 04:00 配信

芸能一般 会見

熱海五郎一座「任侠サーカス~キズナたちの挽歌~」製作発表記者会見より 撮影:田中隆信

熱海五郎一座「任侠サーカス~キズナたちの挽歌~」の製作発表記者会見が3月7日に都内で行われ、三宅裕司渡辺正行ラサール石井小倉久寛春風亭昇太東貴博深沢邦之、ゲストの浅野ゆう子塚田僚一(A.B.C-Z)が登壇した。

演舞場シリーズ初の男性ゲストに塚田僚一


東京の笑い“軽演劇”を上演すべく、2004年に旗揚げした「伊東四朗一座」。その東京喜劇を伝承すべく、三宅が中心になって2006年に旗揚げしたのが“伊東”ならぬ“熱海”、“四朗”ならぬ“五郎”で「熱海五郎一座」。瞬間芸でなく練り上げられた台本と、その設定の中で役柄をきちんと演じることで生じる“笑い”を作るというのがこの一座のモットーとなっており、2014年には東京・新橋演舞場に進出した。

今回の「任侠サーカス~キズナたちの挽歌~」は新橋演舞場シリーズの第8弾。浅野は2013年の公演「天使はなぜ村に行ったのか」以来2度目の出演。塚田は演舞場シリーズ初の男性ゲストとなる。

三宅裕司 撮影:田中隆信


座長・三宅裕司「コロナ禍で溜まったものを発散していただきたい」


座長の三宅は「私、三宅裕司はこの2年間、中止になった公演は一度もございません。非常に運の強い人間だと思っております。でも、みんなと会えない、騒げないというストレスのあるコロナ禍。もしコロナ禍の後、生の舞台に行くという習慣がなくなっていたらどうしよう?とか、いろんなことを考えながらやっていて、またこういう機会がやってまいりました」と、コロナ禍でのエンターテインメントへの思いを吐露。

「今回、これまでに溜まったものを新橋演舞場で発散していただきたいと思っております。爆笑の連続で、最後に感動させるという作りは変わっておりません。劇場で一つの笑いを共有するする楽しさ、生の舞台の素晴らしさを伝える公演にしたいと思っています」と、熱く語った。

熱海五郎一座「任侠サーカス~キズナたちの挽歌~」製作発表記者会見より 撮影:田中隆信