テレビ放送の続編を少しだけ先行公開!「うみものがたり」DVD発売記念イベント

2009/11/26 17:28 配信

アニメ 芸能一般

イベントに登場した佐藤順一監督、寿美菜子、阿澄佳奈、儀武ゆう子(写真左から)(C)SANYO BUSSAN CO.,LTD/うみものがたり製作委員会

アニメ「うみものがたり〜あなたがいてくれたコト〜」のDVD発売記念イベントが10月31日、東京アニメーションカレッジ専門学校で開催され、マリン役・阿澄佳奈、宮守夏音役・寿美菜子、佐藤順一監督が登場。鈴木役・儀武ゆう子司会の下、ファンと共にアニメ本編を振り返った。

本作は、人気パチンコ機「海物語」シリーズのキャラクターであるマリンを主人公にした、オリジナルアニメ。海の底で暮らす少女・マリンと、海に囲まれた島で暮らす少女・夏音が運命的に出会い、世界を覆う“闇”との戦いに挑む、変身魔法少女アクションストーリーだ。

阿澄は役について「マリンの最初の印象は、純粋で何も知らない、前向きな明るい子という感じでした。途中、マリンにもこんな面があるのかと驚くこともありましたが、全話終えてみると、マリンはマリンのままなんだな、と。いろいろな面が出てきても、それを全部含めたのがマリンなんです」と役柄を分析。一方、寿は「マリンと対照的と言われたのですが、元はすごく優しい子なんだなと感じました。最後のシーン辺りは、夏音の良がいっぱい出て良かったなと思います」と振り返った。

また、作品のテーマについて、「“愛してる”ですね。いろいろな形の愛を描きました」と佐藤監督がコメントすると、会場からは拍手と歓声が。監督の“愛”は観客たちへしっかりと届いていたようで、そんな観客たちの反応に、出演者たちはうれしそうな笑顔を見せた。

続いて、DVDの特典映像であるショートアニメ「マリンのこれなぁに?」と、最終巻に収録予定の第13話(TV放送は全12話)を、来場者に向けて特別に少しだけ上映。気になる本編の続きを一足先に見ることができ、観客は大満足の様子だった。

その後は、「うみものらじお」出張版として「夏音ちゃん知ってる!」のコーナーが行われた。出題された沖縄弁の意味を考えて例文を作るというコーナーで、今回のお題は“サシンヌジャー”。正解は“カメラマン”という意味なのだが、監督が“崖から落ちてサ、シヌンジャー”と親父ギャグ的な解答を披露したりと、笑いの絶えないコーナーとなった。

イベント終盤、阿澄が「無事に1巻が発売され、お買い上げいただいた皆さんにお会いできてうれしかったです。ぜひDVDで本編を何度も見返してほしいです。これからも末永く『うみものがたり』をよろしくお願いします」とあいさつ。本作のイベント恒例である“愛してる!”の三本締めでイベントを締めくくった。