小松菜奈&坂口健太郎、胸いっぱい…!野田洋次郎の生歌唱に「感情を優しくえぐってくる感じ」

2022/03/18 06:00 配信

映画 会見

坂口健太郎・小松菜奈・野田洋次郎が舞台あいさつに登場! ※2022年ザテレビジョン撮影

小松菜奈坂口健太郎がW主演を務めた映画「『余命10年』の大ヒット御礼舞台あいさつ」が、3月17日に都内にて行われた。3月4日に公開を迎え、週末動員ランキングで初登場実写映画ナンバーワンを獲得、公開3日間で興行収入3億円超えのヒットスタートを切った本作。舞台あいさつでは、小松と坂口が現在の気持ちを語るほか、RADWIMPS野田洋次郎がサプライズで駆けつけ、主題歌の「うるうびと」を生披露した。

同作は、小坂流加の同名小説を実写化したラブストーリー。数万人に一人という不治の病で、余命が10年であることを知った20歳の茉莉(小松)は、生きることに執着しないよう、恋だけは決してしないと心に決めていたが、和人(坂口)と出会ったことで人生が大きく変わっていく姿が描かれる。

小松菜奈&坂口健太郎が作品に込めた思い


穏やかな笑顔でステージ上に登場した小松と坂口。小松は前日に大きな地震が発生したことに触れ、「昨日、地震があって…大丈夫でしたか?私は地震が起きて、冷静さを失ってしまいました。咄嗟に起きることってこんなにも頭も体も動かなくて、すごく怖かったなと昨日は夜もあまりに寝れずにいたんですけど…」と言葉を丁寧に紡ぎながら、会場に集まったファンに優しく声を掛けた。

続けて、「自分と大切な人を守り、明日を生きること…この映画にもそのメッセージをちゃんと閉じ込めています」と作品に込めた思いも明かした。

また、坂口も「今、菜奈ちゃんが言ったように一瞬一瞬っていうのはとても幸せなことでもあるし、何が起こるかわからないこの世の中で、この映画を届けられて、少しでも皆さんの心に残っていただいたんだなと思うと、すごくうれしいです」と喜びを伝えた。

RADWIMPS・野田洋次郎がサプライズ登場!


小松と坂口のあいさつが終わると、MCの呼び込みで野田が登場。お客さんへのサプライズだったこともあり、会場の熱が上がった。

大きな拍手で迎えられた野田は、「いち音楽監督がこういう場に来るのは気が引ける思いだったのですが…」と恐縮しながら、「2人に今日はおめでとうを伝えに来ました」と作品のヒットを祝福した。

今回、実写映画の劇伴を初めて担当した野田。「毎日スタジオに行って、毎日和人と茉莉に会って、毎日見ながら、涙を流しながら音を付けていった半年から一年間でした。こういう体験はこれまでになかったですし、この先も出合うことがないだろうなっていう貴重な時間でしたね」と、製作期間を感慨深げに振り返った。

また、野田は楽曲を製作するうえで作品をたくさん観たようで、「この(会場の)中で、断トツで(作品を)観ていますね。ぜひ、追い付いてほしいですね(笑)」とコメントし、会場の笑いを誘った。

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