タイトルにちなんで「私は◯◯ホリック(中毒)です」と、凝っているもの、ハマっているものを発表した。
神木は「私はイヤホンホリックです」と書かれたフリップを見せて、「イヤホンが、ヘッドホンもそうなんですけど大好きで、いっぱい持っているんです。有線のものも無線のものも。でも、買っちゃうんですよ。メーカーによって聴こえ方とか音楽の得意分野が違うので、『このメーカーさんは結構ベースが効いているな。でも、高音はちょっと想定されてないかも。こっちは高音がいいけど、じゃああっちは、そっちは』って、ずっと電気屋さんで試聴してます。ネットでレビューを読んだりしてたりするともっと欲しくなっちゃうんです」と、イヤホンとヘッドホンを大量に持っていることを明かす。
一方、柴咲は「私は椅子ホリックです」と書かれたフリップを掲げた。「一人暮らしなんですけど、椅子が21脚あります」と話し、神木が「えぇ!」と驚くと、松村も「田舎の1クラス分ありますよね」とその数の多さにビックリした表情を見せた。
椅子を集めるきっかけを聞かれた柴咲は「脚がついていると掃除しやすいから」と答え、「硬めが好きで、あらゆるところに置いてます。玄関にもあります。ときめいちゃうんです、椅子に(笑)」と椅子へのこだわりを伝えた。
最後に、柴咲が「本当に映画っていいなって思います。出られることも喜びですし、最終的には皆さんに見ていただくことが完成なので、ようやく見ていただけるのがうれしいです。いろんな捉え方があると思いますので、各々の感性でご鑑賞くださればと思います」と呼び掛ける。
神木は「映画の中に蜷川さんの映像美やCGなどのこだわり抜いたところもありますし、その中でキャラクターたちの人間関係や温かさが丁寧に描かれています。どんな感想を持っていただけるのかワクワクしますし、ドキドキもしますが、まずは楽しんで見ていただければと思っております」とメッセージを伝えて、舞台あいさつを締めくくった。
◆取材・文=田中隆信