吉岡里帆「めっちゃ面白い」“セクシー所作指導”の先生とのエピソード披露

2022/03/23 08:10 配信

映画 会見

映画「ホリック xxxHOLiC」完成披露舞台あいさつに登壇した吉岡里帆 撮影:田中隆信

映画「ホリック xxxHOLiC」(4月29日[金]全国公開)の完成披露舞台あいさつが3月22日に都内で、神木隆之介柴咲コウ松村北斗玉城ティナ吉岡里帆蜷川実花監督が登壇した。

吉岡里帆、悪女役に「振り切って演じさせていただきました」


人の心の闇に寄り憑く“アヤカシ”を操る妖艶な悪女・女郎蜘蛛を演じた吉岡は、「私が演じた役は悪女なんですが、振り切って演じさせていただきましたので、それを見ていただきたいです」とアピール。

「それと、何よりも蜷川実花さんの映像美。私は初号試写を見た時に音を体感する感覚がすごくあって、第六感に響いてくるようなツーンと衝撃を受ける瞬間がたくさんありました。これはぜひ劇場で見ていただきたいなって心の底から思いましたので、こうやって見ていただけるのをうれしく思っております。ぜひ全身で楽しんでください」と観客にあいさつをした。

神木演じる主人公・神木演じる主人公・四月一日(わたぬき)の同級生で、笑顔の影に謎を秘めた美少女・九軒(くのぎ)ひまわりを演じる玉城も、「久しぶりに皆さんのお顔を見ての舞台あいさつができてうれしく思っています。撮影が2020年で、2年ぐらいたつんですけど、出来上がったものを皆さんに見ていただけるのがうれしいです」と、ようやく公開が決まったうれしさを伝えた。

自分史上最も“肌見せ”にも吉岡里帆「原作のイメージを大事にしないと」


演じた役柄について、吉岡は「自分史上最も“肌見せ”というのもそうですし、まず“人外”なのでどうしよう?って悩んだんですけど、原作のイメージを大事にしないといけないので、そこは真摯に取り組もうと思いました」と、これまで演じたことのない役に果敢にチャレンジしたと語った。

「今回、私の背中をすごく押してくださった方がいます。ぜひ(エンドロールの)クレジットを目を凝らして見ていただきたいんですけど、“セクシー所作指導”という方がいらっしゃいます。この方が、私のあらゆる妖艶な蜘蛛のような動きを指導してくださいました。その先生、めっちゃ面白いんです! 現場でめっちゃセクシーなボンデージで一緒に過ごしてくださって、それで私も(ボンデージ衣装が)普通の服、私服みたいな気持ちにだんだんなってきて、肌になじんでいく感じがしました(笑)」と撮影時を振り返った。

そのセクシー所作指導を付けた理由を、蜷川監督は「初日に里帆さんが演じたのを見て、『もうちょっとこういうポーズをしよう』とか話し合ったんですけど、私の持っているセクシーポーズってそんなになくて(笑)。これはセクシーなポーズが取れる方を入れた方がいいかもと思って、ポールダンスをやられている方にお願いしました。“セクシー所作指導”を職業にされているわけではないんですが、里帆ちゃんと『ああでもない、こうでもない』と話し合ったりして、かなりセクシーなポーズをしています」と説明した。