4月6日(水)より「特捜9 season5」(毎週水曜夜9:00-9:54、テレビ朝日系)がスタートする。放送を目前に開かれた合同取材会に、主演の井ノ原快彦のほか、中村梅雀、Snow Man・向井康二が登壇し、息ぴったりの和気あいあいとした雰囲気の中、新シーズンへの意気込みや撮影秘話を明かした。また、主題歌を20th Centuryが担当することが発表された。同作は、個性が強すぎる特捜班のメンバーが、衝突しながらも事件解決という同じ意識を共有し、全力で捜査に当たるミステリー作品。新シリーズでも、骨太な大人のミステリーとしての“深化”を続けている。
取材会は、豪華に咲き誇る桜の前でのフォトセッションからスタート。カメラマンから「『season5』に合わせて手を広げ“5”のポーズを」との指示があった際には、息ぴったりの掛け合いを披露した。
三ツ矢翔平役の向井、高尾由真役の深川麻衣といった新メンバーも加わった撮影現場の雰囲気に関して、井ノ原は「4年かけて作り上げてきたものが成熟してきた中に、新しいキャストの方々が入ってくださったことにより、いい化学反応が起きていますね」と確かな手応えを感じている様子。
中村も「僕は加入してから3シーズン目ですけど、相変わらずすごいライブ感あふれるチーム」とスタッフ、共演者たちとの再会を喜んだ。また「新メンバーが加わっただけで、みんなが若返って、えらい雰囲気が違う」とフレッシュさも実感したと明かす。
新メンバーである向井は、偉大な先輩たちからさまざまなアドバイスをされていることを明かし、「このドラマをきっかけに成長できそうな気がします!」と瞳を輝かせた。
これまでのシーズンの主題歌は、すべてV6の楽曲が使用されてきたが、今回は、20th Centuryの新曲「夢の島セレナーデ」に決定。
井ノ原とも交流のあるバンド、サニーデイ・サービスの曽我部恵一が楽曲を提供。曽我部の神髄ともいえる“大人のフォークロックサウンド”となっており、サニーデイ・サービスは演奏にも参加。シンプルでありながら、ツボを押さえたプレイが聴きどころとなっている。
そんな曽我部は「トニセン(=20th Century)の3人に“今”歌ってほしい曲を書こうと思いました。僕たちが自分たちの今日を愛し、輝ける明日を信じられるよう願って作りました」とコメント。
歌詞にポジティブなメッセージが詰まった楽曲について、井ノ原は「つらいことや悲しいことが起こるんですけど、そんな中でも一筋の希望をつかんで笑顔で歩んでいく…というのが、すごく作品と合致している気がしている」と語り、満足げな表情に。
「坂本(昌行)くんも長野(博)くんも『特捜9』の主題歌になることをとても喜んでいました」と、メンバーとの固い絆もアピールした。
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