――新しいキャストも入られましたが、現場の雰囲気はいかがですか?
僕は加入してから3シーズン目ですけど、相変わらずすごいライブ感あふれるチーム。特に特捜部屋のシーンになると、キャストそれぞれが個性の塊なので、みんな好き勝手にいろんなアイデアを出し、それをまとめて、また演じてみて…という作業を毎回やっているんです。もう“台本はどこへやら”みたいな状態になっちゃって、それがものすごい勢いなんですよね。
――梅雀さんは「season3」 から入られましたが、今回新キャストもいらっしゃる中で、当時のお気持ちと今のお気持ちに変化はありましたか?
僕は「season3」から入ってきて、最初はコンセプト上、みんなと溶け合わない役柄だったんですけど、みんなから離れようとしても離れさせてくれない!どうしても中に入っちゃう(笑)。だから、最初は打ち解けない感を出すのに苦労しました。
「season4」では劇中でもみんなと打ち解けて、いろんな掃除機を出したりするなど個性豊かになりましたが、「season5」ではさらに動きが激しくなって、捜査のため方々にガンガン出ていきます。新しい国木田が見られます。
現場は今回、新メンバーがたった2人加わっただけで、みんなが若返って、えらい雰囲気が違う。みんなが攻め込める余地が出てきたものだから、向井くんもバンバン鍛えられてます!その雰囲気をみんなが楽しむ“新しいチーム感”がいいですよね。
――現場での向井康二さんの様子はいかがでしょうか?
僕の場合、いろんな作品に途中参加することがよくあったので、新加入当時もそんなに緊張はしなかったんです。でも、向井くんはたぶん緊張してるだろうな~と思って見てたら、本当に緊張している(笑)。
初参加にしていきなり、延々と説明ぜりふが続くので、有無を言わさず自分を発揮しなきゃいけない状態だし、かなり緊張してます。でも、そのアップアップ感がいい感じに役に生きてる。いいキャラです。
また、向井くんはテンパってるように見えても、反応速度に切れ味があってスピーディー。例えば、説明ぜりふのシーンでも周りがほんのちょっと言葉を変えたりするんですけど、向井くんはすぐ反応するので、「あぁ、これは(『特捜9』の現場にも)対応できるな!」と感じて、すごく楽しかったです。
――ドラマの見どころを教えてください。
個性的なメンバーがさらに個性的なぶっちゃけ方をする場面があるんです。「おっ、そこまでやる!?」というような(笑)。だから事件に絡んで、いつもありえないことが起きます。
国木田に関して言えば、また新たな過去が明らかになります。「season3」では過去の事件で抱えたトラウマについて描かれましたけど、今回はまた「あらぁ!」と驚くような別の過去が描かれるんです。
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