小栗旬が「もっと強い敵を用意してほしい」と懇願!?

2017/05/02 09:00 配信

ドラマ インタビュー

直木賞作家の金城一紀が原案・脚本を手掛け、小栗旬と西島秀俊の民放連続ドラマで初共演するアクションエンターテインメント「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」(C)カンテレ

直木賞作家の金城一紀が原案・脚本を手掛け、小栗旬西島秀俊の民放連続ドラマで初共演するアクションエンターテインメント「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」。警察庁警備局長の鍛治(長塚京三)によって組織された特捜班の稲見(小栗)、田丸(西島)、吉永(田中哲司)、樫井(野間口徹)、大山(新木優子)の5人が、国家の危機に立ち向かっていく姿を描く。そんな骨太なアクションシーンも見どころの本作から撮影秘話をお届け! 

5月2日(火)放送の第4話では、航空宇宙工学を専門にする大学教授・有馬(小市慢太郎)の警護を担当する稲見が、銃を手にした犯人との一騎打ちを繰り広げる。「特捜班は、それぞれ特殊な環境で育ってきた人間たち。アクションを通して、その人の背景も見えてくるというのが1番大事なテーマだと思ってやってます」と語る小栗。そんな小栗演じる稲見のアクションは特に派手な立ち回りが多く、小栗自身も稲見のキャラクターを「ドラゴンボールの悟空みたい」と例えた。一方、田丸は冷静に相手を仕留めていくため、西島は稲見と田丸の性格を「コインの表裏みたい」と評する。

撮影が始まると、セリフ部分ではなくアクションシーンにおいてカットがかかることもしばしば。小栗と西島は1年半前から脚本の金城が習得する武術カリ・シラットの練習を開始。小栗は「自分の練習がない日も西島さんの稽古を見に行きました」というほどアクションに取り組んでいるが、そんな彼らでさえも、プロのアクション監修によるしっかりとしたチェック受けてようやくOKが出るのだ。何度も取り直し、モニターチェックの末にOKが出ると現場からは自然と拍手が起こり、スタッフ一同「かっこいい」と大絶賛! スタッフからもアクションに対する熱量を感じさせられた。

特捜班で紅一点の新木は人一倍アクションを練習。小栗は「みんなで(新木)優子ちゃんを応援しているな、というムードを感じてます。ただ、本人は気付いてないみたいです(笑)。そういえば、新木優子ちゃんとトレーニングをするシーンがあって2週間ほど一緒に練習をしたんですが、優子ちゃんの動きがどんどん良くなっていって、しまいには僕が優子ちゃんのストレートをよけれなくなっていました(笑)。僕もこの作品に向けて1年半前から西島さんとトレーニングをしていたんですけどね。ちなみに、西島さんの弱点は、糖分が体から抜けると顔のぬれたアンパンマンみたいに弱くなってしまうことです!」と語った。西島も「小栗くんは撮影以外にも50日間もアクションの練習をしたりとアクションにものめり込んでいました。しかもプロデューサーに『もっと強い敵を用意してほしい』と言っていたみたいです」と小栗のエピソードを明かしてくれた。