千鳥の大悟とノブがMCを務めるレギュラー番組「チャンスの時間」(毎週日曜夜11:00-0:00、ABEMA SPECIALチャンネル)の4月10日の放送回では、モデルのゆうちゃみをスタジオゲストに迎え、それぞれの事務所で規律を正すための“風紀委員”を担当している芸人たちが、昨今の芸能界の風紀事情について語りあう新企画「芸人風紀定例報告会」を行った。
芸能事務所のグレープカンパニーから「R-1グランプリ2022」王者のお見送り芸人しんいち、松竹芸能からみなみかわ、ワタナベエンターテインメントから土佐兄弟の土佐卓也、吉本興業からネルソンズの青山フォール勝ちら、各事務所の“風紀委員”を務める4人の芸人が集結し、事務所ごとに抱えている風紀事情や、後輩のあいさつや態度について議論を交わした。
オープニングで、各事務所の風紀事情ついて報告する場面では、本番組初登場となったしんいちが、「ちょっと(テレビに)出たような後輩が、幅を利かすような感じになっている」と、風紀の乱れを指摘し、「『おもしろ荘』に出たチカトプライドという芸人がいるんですけど、(『おもしろ荘』の)最終オーディションに残ったときに、AのネタとBのネタ、どっちがいいか聞いてきた。でも僕、『おもしろ荘』(のオーディション)1次で落ちてるんですね…」と話し始め、バラエティ番組「おもしろ荘」(日本テレビ系)にまつわる、後輩芸人のチカトプライドとのエピソードを深刻な表情で語り、最後は「めちゃくちゃ怒りました」と締めくくった。
その様子に、大悟は思わず「情けな」と、ノブも「よく怒れたな」とあきれたように笑っていた。
さらに、各自が持ち寄った“注意するべきかなやんでいる風紀問題”をテーマに討論するコーナーでは、“テレビに出始めた後輩の態度問題”という、またもや後輩芸人についての議題を提出したしんいちに、千鳥は「かっこ悪いな～」「小っちゃいな、なんか」などとコメントするが、しんいちは主張を続け、「(後輩芸人が)『このあいだ、誰々さんの番組出て、めっちゃ緊張したわ』とか、大きい声で話すんですよ」「『今月、給料20万いった！最高記録や』とかっていうのを聞こえるように言って、楽屋の奥の席とか、ガンガン座るんです！ぶいぶい言わせるんです！」と声を荒げた。「入りたての後輩とかが、それを見て、僕とかにあいさつせんようになってます」と、テレビに出始めた後輩芸人への不満を爆発させる。
そのしんいちの主張を終始「別にええやんけ」「情けない風紀委員やな」と、いなすように聞いていた千鳥に対し、しびれを切らしたしんいちは、「千鳥さんの口から、テレビ出たやつは、よけいに礼儀正しくしろって言ってほしいです！」と千鳥に矛先を向ける。
風紀の乱れを改善しようとするほかのメンバーたちとは違い、“やっかみ”のような主張ばかりのしんいちに、みなみかわの「こいつは、ホンマ、ただのいやなやつです」との発言に、「違いますって！」とあわてるしんいちに、一同は爆笑した。
加えて、しんいちと同様に、本番組初登場の卓也が「あいさつする前にボケてくんな！」と声を荒げ、「わかる！」「リアルやな」とノブも共感した“あいさつ問題”や、青山が明かした後輩のレインボーの池田直人とのエピソード、2月に結婚を発表した蛙亭の中野周平の妻にまつわる相談、さらに、風紀委員たちが「いいですね！」と声をそろえた、みなみかわによるお題“タメ口キャラ芸人”についてなど、終始、白熱の展開となった。
この記事の関連情報はこちら（WEBサイト ザテレビジョン）