映画「ドクター・ストレンジ／マルチバース・オブ・マッドネス」の声優お披露目イベントが4月18日に都内で行われ、三上哲、松下奈緒、鬼頭明里が登壇した。
元天才外科医にしてアベンジャーズ最強の魔術師、ドクター・ストレンジが主人公の映画「ドクター・ストレンジ」が2017年に公開。その後、「アベンジャーズ／エンドゲーム」や「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」を経て、「スパイダーマン」を手掛けたサム・ライミ監督による最新作「ドクター・ストレンジ／マルチバース・オブ・マッドネス」が完成した。タイトル通り、“マルチバース”と呼ばれる謎に満ちたパラレルワールドを舞台に、新たな脅威に立ち向かう。
前作に引き続き、日本語吹替版でドクター・ストレンジを演じる三上は、「5年ぐらい前に初めてストレンジを演じさせていただいて、『アベンジャーズ／エンドゲーム』『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』を経て、2作目が公開されるということで、“いよいよ”という感じです。『エンドゲーム』でアイアンマンやキャプテン・アメリカがいなくなって、『これからはアベンジャーズをストレンジが率いていくんですかね？』みたいなプレッシャーや不安もありながらも(笑)、ここからアベンジャーズがどういう方向に進んでいくのかワクワクしております」と、続編公開に喜びのコメント。
ストレンジが唯一心を許している元恋人、クリスティーンの声を演じるのは、同じく前作から引き続き松下。「5年前に初めて声優さんのお仕事としてクリスティーン役を演じさせていただきました。今回もまたクリスティーンを演じさせていただけるということで、すごく光栄に思っています。5年前と変わらず、クリスティーンのかわいらしさとチャーミングな部分を大事にしながら、ストレンジの良き理解者でありたいなと思ってアフレコに臨みました」と、再びクリスティーンを演じられたうれしさを笑顔で報告した。
前作では、恋人関係に戻るのかと思わせておいて違う道を選んだ二人。今回の二人の関係性については「前作が終わった時から気になっていました。私自身、二人の関係がどうなっているのかが一番楽しみにしていたところで、詳しくは言えないんですけど、ラストシーン、声を入れながら泣きそうになった瞬間があって、感動しました」と期待感をあおった。