及川光博、“キャラ”への考え明かす「役の幅も広がらないし、飽きられちゃう」

2022/04/24 22:35 配信

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4月24日放送の「日曜日の初耳学」に及川光博が登場した (C)MBS

4月24日に放送された「日曜日の初耳学」(MBS/TBS系)に、俳優でミュージシャンの及川光博が登場。“ミッチー”の愛称で親しまれる及川が林修のインタビューに答え、自身のモットーについてユーモアを交えて語った。

「半沢直樹」でも活躍 役作りのモットーは?


アーティストとしては毎年全国ツアーでファンを魅了し、大ヒットした日曜劇場「半沢直樹」(2013年ほか)や「ドラゴン桜」(2021年、ともにTBS系)などで俳優としても活躍する。

インタビューで見せる素顔はフランクで、「半沢直樹」で共演した堺雅人について「マーくん(堺)は“礼儀正しい仏像”」「現場の待ち時間でも、いつも目を閉じてほほ笑んで、ずっとブツブツとせりふを練習されていて、それが僕にとってはありがたみのある仏像のような」と舞台裏エピソードを明かすなど、トーク上手で盛り上げた。

強烈な個性を発揮している印象だが、役作りのモットーは意外にも“監督の指示に従うこと”。「指示がない時はのびのびと演じて、指示がある時はその通りに動く」「音楽活動では主体的に動けているので、俳優活動に関しては客観的になろうとします」と話し、演出の一部に溶け込むことに徹する姿勢を明かした。

ミッチーが実践する“愛される努力”


どんな質問にも楽しげに答える及川。林先生がそのサービス精神に言及すると「サービス精神、言い換えると“愛される努力”かな。そんなに自分だけに都合のいい世界ってないから、せっかくの出会い、せっかくの時間、せっかくのチャンスだったら、そこで全力で愛されようとしますね」と打ち明けた。

愛され力の原点は、少年期にあった。「いい意味でも悪い意味でも目立っていた」という子ども時代、周囲の妬みの対象ともなった。「仲間外れですね。その時はハードでした、つらかった。初めて死にたいっていう感情を抱きましたね」という。

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