坂東龍汰、スイスを訪れた経験を語る「あの経験がお芝居をして人前に立ってみたいという強い動機になりました」【連載:坂東龍汰の推しごとパパラッチ #10】

2022/05/10 18:30 配信

芸能一般 インタビュー 連載

僕、高校時代、社交ダンスをしていたので、みんなを誘って、この広場で社交ダンス大会をやったりもしました 撮影=坂東龍汰

放送中の木村拓哉主演ドラマ「未来への10カウント」(毎週木曜夜9:00-9:54、テレビ朝日系)や、6月3日(金)から公開される阪本順治脚本・監督映画「冬薔薇(ふゆそうび)」などで活躍中の俳優・坂東龍汰。そんな彼の推しごと=好きなもの、興味があるものを趣味の写真を通して迫る、連載「坂東龍汰の推しごとパパラッチ」。

今回は、坂東が3〜18歳まで15年間学んだシュタイナー教育の聖地であるスイス・ゲーテアヌムを訪れた際の写真と、シュタイナー教育で培われた思考についてお届けします。

――まず、ゲーテアヌムにはいつ訪れたんですか?

高校3年生の5月です。修学旅行の一環として1週間滞在しました。スイスの空気がすごーくおいしかったことを覚えています。「ユースカンファレンス」のために世界12カ国のシュタイナーの学校からいろんな人種の人たちが集まって、初日からブラジルとか本当にいろんな国の人と話したことを覚えています。

――ゲーテアヌムではどんなことをして過ごしたんですか?

まず「What connect us?/何が私たちを繋げているのか」という大きなテーマがあって、みんなでディベートをするんです。ほかにも600人ぐらい入るホールがあって、そこでいろいろ発表したり。例えば、僕らは日本の文化の紹介として、よさこいをやったり、涙そうそうを歌ったり…。僕は歌う時にギターを弾いたのですが、初日からいろんな国のコミュニティに入って、みんなと仲良くなっていたので、リョータ・コールが起こって(笑)。恥ずかしかったですけど、うれしかったですね。…その時に味を占めたんだと思います。