間宮祥太朗主演のドラマ「ナンバMG5」(毎週水曜夜10:00-10:54、フジテレビ系)の第2話が4月27日に放送された。同ドラマは特攻服を着たバリバリのヤンキー・剛(間宮)が、「ヤンキーをやめたい」「普通の高校生になりたい」と真面目な高校生になりたいと二重生活を送る姿を描いた青春群像劇。剛のトレードマークである派手な特攻服を、一匹おおかみのヤンキー・伍代(神尾楓珠)が着て登場するシーンは、ピンチに陥った剛と伍代に新たな友情が芽生える感動の展開となった。(以下、ネタバレが含まれます)
「ナンバMG5」が好調である。放送後、ドラマタイトルがTwitterのトレンドランキング1位を獲得し、関連ワードにも「伍代くん」「大丸くん(森本慎太郎)」「藤田さん(森川葵)」と主要キャラクターの名が並んでにぎわっていた。
小沢としおの漫画「ナンバMG5」「ナンバデッドエンド」(秋田書店)を映像化した同ドラマ。10代の頃に千葉最強のヤンキーと恐れられた父・勝(宇梶剛士)、元レディース総長の母・ナオミ(鈴木紗理奈)の元で育った難破家の次男・剛(間宮)が、ケンカの英才教育を受けた後に“普通の高校生の青春”に憧れて白百合高校という普通の学校に入学するというストーリー。特攻服を着てケンカに明け暮れるヤンキー・剛と、制服を着て真面目に高校に通う穏やかな剛のギャップが楽しめる作品だ。
第2話では、屋外で写生していた美術部の剛と深雪(森川)が、切山カズミ(ファーストサマーウイカ)から絡まれた。カズミは関東最強のヤンキーだった剛の兄・猛(満島真之介)の彼女だった。ウイカはゲスト出演だが、剛の父・勝役の宇梶といい、母・ナオミ役の鈴木といい、今作には“気合いが入ったヤンキー”役がよく似合う人々がよく出てくる。
今回、剛の敵となった市松高校2年番格・最上(米本学仁)も180cm、180kgの巨体でメリケンサックを拳にはめて相手をボコボコにするという最凶の相手だった。実に治安が悪そうで、気合いは十分だ。最上は“特攻服を着た正体不明のヤンキー”を捜そうと躍起になっており「有力な情報には10万円の賞金を出す」と宣言。そのお金欲しさで深雪は、最上のグループと接触してしまった。
“特服”の正体が剛であると考えた深雪は、不良たちにバラしてしまう。何も語ることができない剛は一方的に最上から殴られ、耐えることしかできない。そこへ現れたのが、特攻服に着替えた伍代である。ピンチの剛を守るため、独りで不良たちに立ち向かっていく伍代の勇猛果敢な姿が光った。
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