4月29日、映画「ホリック xxxHOLiC」の初日舞台あいさつが都内で行われ、神木隆之介、柴咲コウ、松村北斗、玉城ティナ、磯村勇斗、吉岡里帆、蜷川実花監督が登壇した。神木が日常生活での悩みを明かす場面があった。
神木は「蜷川実花さんってどんな方なんだろう？どんな現場の雰囲気なんだろう？って、想像もつかなくて恐る恐る現場に入ったんですけど、すごく笑顔が多くて、すごく喋りかけてくださる方で、常に笑ってる印象でした。お芝居でも休憩時間でも、デカい声で笑って楽しんで進んでいっていい現場なんだって認識してからは楽しくできました」と撮影開始時を振り返って答えた。
撮影時のエピソードを聞かれた柴咲は、自身が演じる壱原侑子について「とにかく侑子さんは豪華絢爛な衣装とヘアメイクなので、毎回現場に入る時に『今日はどんな衣装を着られるんだろう？』『どんなメイクになるんだろう？』『私の髪はどんな変化を遂げられるんだろう？』ってワクワクしてました。期待を超えてきますね(笑)」とビジュアルが気に入ったことを明かした。
YESかNOで答えるコーナーで、「何かを“変えたい”と思っている人？」という質問に「YES」の札をあげたのは神木。「家の中ですぐに物を無くすことを変えたいです。ケータイを持ってて、『あの服、どこだっけ？』と思って、ケータイを置いて服を探しに行って、『あったあった！』って戻ってきたら、『ケータイどこだっけ？』ってなるんです。その負の連鎖を止めたいです」と日常での悩みを明かした。
本作は、創作集団CLAMPの大ベストセラーコミックを映像化したもの。神木が演じる四月一日君尋(わたぬき・きみひろ)は、人の心の闇に寄り付く“あやかし”が見える高校生。柴咲が演じる壱原侑子(いちはら・ゆうこ)は、対価の代わりに人の願いを何でも叶えるという“ミセ”の妖しく美しい女主人。映画「ホリック xxxHOLiC」は全国公開中。
取材、文＝田中隆信