斎藤工、膨大な活字の量に「(台本を)一度閉じた記憶が…」長澤まさみも共感

2022/05/02 19:03 配信

映画 会見

長澤まさみ 撮影:永田正雄

また、ウルトラマンそのものに話が移ると、その姿に「かっこいい」と長澤。熱い視線を送ると、映像を見て「それぞれの人物が生き生きと描かれていて、その感情がウルトラマンに寄り添っているので、人間ドラマとして感動するものがあります。1回見ただけじゃ処理しきれない感情が残っているので、公開したら早く見に行かなきゃという気分になりました。そんなふうに感じた映画は初めてだったので、ロマンを背負ったドラマを多くの人と共有したいです」と打ち明けた。

最後に、西島は「自分が子どもの頃に見ていたウルトラマンを継承していて、子どもの頃に見ていた人たちは大興奮するんじゃないかな」とコメント。長澤は「ウルトラマンという存在が何者なのか、映画館で楽しんで」と含みを持たせ、斎藤は「子ども心がプロジェクトの軸にはあって、人間と自然の距離感だったり自分と異なる他者を思うことだったり、今の時代に本当に必要な一つの概念みたいなものがこの作品にたくさん詰まっていると思うので、公開を心待ちにしていただきたい」と答え、イベントを締めくくった。

◆取材・文=永田正雄