俳優、声優、YouTuberとして幅広いフィールドで活躍中の染谷俊之の魅力に迫るWEBザテレビジョンの連載「月刊染谷WEBマガジン」。毎月、深掘りインタビューを敢行し、仕事の近況からプライベートまで、事務所NGギリギリの質問をぶつけて“染様(染谷俊之の愛称)”を丸裸にします。第4回のテーマは「おこげ」。YouTubeチャンネルにも登場するなど、今やファンの間でもおなじみの愛犬・おこげについて、さまざまな質問をぶつけました。
──おこげくんとの出会いを教えてください。
飼い始めたのは2019年3月23日。その日、服を買いに出かけたんですが、気が付いたらペットショップで犬を買っていました(笑)。そのときの記憶が本当にすっぽり抜けているんですよ。ふとわれに返ると、既に家に帰宅していて、隣に小さな子犬がいた。飼育に必要なものもすべて買いそろえてありました。
きっと出会った瞬間に「この子だ!」と直感したんでしょうね。よくペットショップで「目が合った」という人がいますが、見たら普通に目が合いますよね(苦笑)。僕の場合は、それ以上の何かがあったんだと思います。
もともと以前から犬を飼いたいと思っていて、ペット可のマンションに引っ越していました。ただ地方公演に行くことが多いので、その時はどうしようかとシミュレーションもしていました。なので思い付きで突然飼い始めたというわけではないです。
──それまでペットを飼った経験は?
家族がみんな動物好きで、子どものころはいろいろ飼っていました。リス、カメ、金魚、猫…。父は伝書鳩も飼っていました(笑)。中学1年のときから柴犬も飼い始めました。2017年に17歳で亡くなってしまったんですが、実家暮らしのときはずっと世話をしていました。なので犬を飼うのに不安はありませんでした。
──犬種と名前の由来を教えてください。
チワワとトイプードルのミックス犬(チワプー)です。でも犬種では選んでいません。ひと目見て「この子だ!」と運命を感じたんだと思います。2019年1月20日生まれのオスで、飼い始めたときは生後2ヶ月くらい。最初は小さかったんですが、今は9kg(※)まで成長しました。でも別に太っているわけではありません。最初に動物病院に連れて行ったとき、先生から「この子は前足がしっかりしているから、大きくなるかも」と言われていたんですが、まさかここまで大きくなるとは思わなかったです(苦笑)。
(飼い始めた日に)気付いたら、隣に可愛い子犬がいたので「そうだ、名前を付けなくちゃ」と思っていろいろ呼んでみたんです。黒いから「クロ」とか、イタリア語で黒の意味の「ネロ」とか、胸の毛だけ白いので「ムナゲ」とか(笑)。でも全然反応しなくて、唯一「おこげ」と呼んだときにパッと振り向いたので、そう決めました。※チワプーの成犬時の標準体重は3~5kgといわれている
──飼い始めて苦労したことはありますか?
これはみんなそうだと思いますが、最初はやっぱりトイレ問題が大変でした。ブリーダーさんのところでちゃんと訓練を受けていない子は、習得するのに半年から1年かかるみたいです。ウチの子も根気強く教えて、完全に落ち着くまで1年くらい要しました。
犬のしつけって正解が一つではない。訓練士さんによっても「あまり怒らないであげてください」と言う人もいれば、「ちゃんと怒って、しっかり教えてください」と言う人もいます。なので僕はケースバイケースにしています。例えば、お留守番をしているときにしてしまった粗相について、時間が経ってから叱ってもなぜ怒られているか分からない。それは意味がないんです。なのでそういうときは何も言わず、逆に僕の目の前でしたときは「それは違うでしょ」とちゃんと目を見て叱るようにしています。
──エサは何をあげていますか?
最近は無添加のドッグフード。おこげは高価なエサをあげても食べないんです。どちらかというと安いのが好きみたい(笑)。健康志向というわけではないですが、本人が気に入っているので、今は無添加のドライタイプに、缶詰のササミを混ぜて与えています。でもそのうち飽きると思うので、そのときはまた考えます。基本は1日2食。だいたい朝出かける前の8~9時と、帰宅した後の19時くらいにあげています。あと、この間の誕生日にプレゼントした大きな骨が気に入ったみたいで無限に噛んでいます。
──散歩の頻度は?
可能ならば毎日行くようにしています。時間はそんなにかけず、家の周りの決まったコースを10分くらい。その代わり、休みの日や時間に余裕があるときは大きな公園に連れて行っています。
普段の散歩は僕が帰宅したあとに行くので、基本的に夜。辺りが暗いうえに、おこげの毛も黒いため危ないので車などには十分注意しています。この前、散歩ですれ違った犬が光る首輪を付けていて、それがすごく可愛かった。おこげにも買ってあげようか今迷っています。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)