虹のコンキスタドールが5月4日、初主演映画「聖ゾンビ女学院」の完成披露試写会に登場。舞台挨拶で、撮影の感想やエピソードなどについてトークを展開した。
5月27日(土)公開の「聖ゾンビ女学院」は、新型ウィルスにより人肉を食らう死者・通称“ギンプ”が大発生し、文明の99%が滅び去った世界を舞台に、人類の未来を託された7人の少女・ノノカ(奥村野乃花)、モエ(鶴見萌)、エミリ(陶山恵実里)、ナギ(根本凪)、アカリ(中村朱里)、カリン(的場華鈴)、ミユ(大塚望由)の戦いを描いた作品。主題歌には、虹のコンキスタドールのメジャーデビューDVDシングル「ノーライフベイビー・オブ・ジ・エンド」が起用されている。
この日の舞台挨拶には、メンバーの奥村野乃花、鶴見萌、中村朱里、根本凪、的場華鈴、大和明桜、岡田彩夢、清水理子、山崎夏菜、蛭田愛梨、片岡未優に加え、遊佐和寿監督が登壇。
奥村は「ほとんど演技経験がない中で映画を撮るって聞いて、虹コンの活動と並行してセリフとか覚えられるかなって不安だったんですけど、みんなで台本を読んだり、準備をしていく中で、不安より楽しみだなっていう気持ちがどんどん強くなって、撮影はすごく楽しく行うことができました。青春って感じでした!」と、撮影を振り返る。
中村も、「ゾンビ物って聞いて、虹コンでそういうのをやるって全然想像もしてなかったので、ゾンビになるにしても、戦うにしても、これはこれは楽しいんじゃないかなと思って、すごいワクワクして撮影に臨みました。私はアクションシーンが結構多かったんですけど、丁寧に指導してくださって、本当に楽しく撮ることができました」と笑顔に。
また、鶴見は「お話を聞いた時、ゾンビ物っていうのと、ガンアクションがあるよっていうことを聞いたんです。私はアニメがとっても好きで、『青春×機関銃』('15年)がその時キテて。サバゲーのアニメなので、いろんな銃の名前を知ってたり、展示を見にいったりしてたんですよ。だから、個人的にガンアクションは『やったぞ!』っていう気持ちでした。実際に撮影に行ったらデザートイーグル(拳銃)があって、映画の中では持ってないんですけど、ポスターの撮影で『これがいいです!』って言って、デザートイーグルを持たせていただきました」とハイテンションだった。
撮影でのエピソードを聞かれ、的場は「ゾンビとか、見た目が怖くて苦手だから、それと戦うって知った時は『どうしようかな?』と思ったんですけど、撮影の合間にゾンビさんと話したら、めちゃめちゃ優しくて。一緒に写真を撮ったりしました」と、ゾンビとの思い出を語る。
その後、根本の“頭を撃たないと言ったのに、思いっきり頭を撃つ”シーンが話題になり、根本が「普段から、あまり人の話を聞いていないことがあるので、多分その辺が監督に伝わってて、そういう流れになったんですかね?」と問い掛けると、遊佐監督が「全くその通りです!」とキッパリ。
一方で、根本の“銃が頭に当たってしまうシーン”については、遊佐監督から「あそこまでポンコツだとは思ってない」とフォローが入り、根本は「希望の光が! これから払拭できますかね?」と喜ぶ。
その根本は、「女子寮のシーンがとても好きです。1人1人ベッドがあって、そのベッドの仕様を好きにやっていいよって言ってくださったので、私は描いた絵を貼ったりとかして。そういう、準備する期間がとても楽しかったです」と明かした。
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