――タイトルの“ハケン”はその時間帯の1位を取る、いわゆる“覇権”からきている。2人に“ハケン”を取りたいと思うことはあるのかを聞くと…。
吉岡:思い付かないですね。何をもって“ハケン”になるのか分からないのもありますけど。
中村:僕もないけど、1回くらいは主演ドラマが高視聴率というのは経験したいかも。でも、それが“ハケン”だとは思わないし…。
吉岡:大ヒットというのもすごいと思いますが、そのときに見てくれた人が年を重ねてもう一度見返したいという作品に関わりたいとずっと思っていて…。家にDVDとして置いておきたいと思ってもらえる作品をこれからも残していきたいです。
中村:シェイクスピアだって何百年前の話だし、名作と呼ばれるものに時代はある種関係ないのかなと思っています。ドンピシャの今を描く作品にも出合いますが、そのときも二兎を追う者は一兎をも得ずの心ではなく、二兎とも追おうという心構えでやっていて。何十年後に見ても楽しめる作品を作っていきたいです。
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