――新人の瞳が現実にどう立ち向かっていくのかも、見どころの一つ。
中村:自分が新人の頃は、悩むとかなかったかも。初めての演技が映画「七人の弔」(2005年)という7組の親子の物語だったけど、大人のキャストの方たちにすごく褒めてもらって、もう売れたと勘違いしたし(笑)。現場では今と変わらず、緊張とかもなくムダにどっしりと構えていたな。
吉岡:最初は何がなんだか全く分からなくて。NGを出しまくってテイク15とかで変な空気になったり(笑)。今思うとポンコツ過ぎましたね。でも、どんな経験もそれがあったからこそ、今ここにいると思っています。
中村:雑草魂だよ。王子や瞳は0から1を生み出さなきゃいけない人たちなので、僕たちとは違ったプレッシャーがあるはず。そんな彼らの悩む姿を楽しんでいただきたいです。
◆取材・文=玉置晴子
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