黒島結菜“暢子”東京生活スタート!初日に出会った個性豊かな面々<ちむどんどん>

2022/05/17 21:10 配信

ドラマ レビュー

沖縄県人会会長・平良三郎(片岡鶴太郎)「ちむどんどん」第27回より (C)NHK

黒島結菜がヒロインを務める連続テレビ小説「ちむどんどん」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか※土曜は月~金曜の振り返り)。5月16日から始まった第6週「はじまりのゴーヤーチャンプルー」で、ヒロイン・暢子(黒島)は沖縄を離れ、上京。新たな舞台となる東京・横浜では、さっそく新たな登場人物たちが存在感を見せている。

暢子、ついに念願の東京へ!


同作は、2022年に米国からの返還50周年の節目を迎える沖縄を舞台に、ふるさと沖縄の料理に夢をかけたヒロイン・暢子(のぶこ)と、その家族の50年の物語を描く。

暢子の母・優子(ゆうこ)を仲間由紀恵、父・賢三(けんぞう)を大森南朋が演じ、兄・賢秀(けんしゅう)を竜星涼、姉・良子(りょうこ)を川口春奈、妹・歌子(うたこ)を上白石萌歌が務める。第26回からは、暢子の上京後の物語が描かれている。

第26回では、先に上京していた親友・早苗(高田夏帆)に連れられて、東京・銀座のイタリアンレストラン「アッラ・フォンターナ」へ。オーナーの大城房子(原田美枝子)は上品な女性だが、ビーチサンダル姿で来店した暢子を「残念ながら彼女は、何年いても都会人にはなれない。ここでのお食事も、最初で最後ね」と田舎者扱い。料理長・二ツ橋光二(高嶋政伸※「高」は正しくは「はしご高」)も同意の微笑を浮かべつつ、「いつも通りのサービスを心がけます」とプロの顔を見せた。

その後、暢子は賢秀が所属しているという「安里ボクシングジム」へ。だがそこに賢秀の姿はなかった。賢秀は、ジムの人々から借金しまくって姿を消したという。会長の安里(具志堅用高)は暢子を責めるでもなく、「賢秀に伝えてくれ。人生のリングでは、簡単にダウンするな」と伝言を託したのだった。


横浜・鶴見で感じた“沖縄の風”


第27回では、賢秀の行方を探して横浜・鶴見に向かった暢子の新たな出会いが描かれた。どこからともなく聞こえてきた三線の音に誘われるように訪ねた一軒の家。そこで、沖縄県人会会長を務める平良三郎(片岡鶴太郎)とその妻・多江(長野里美)と知り合った。