桜井玲香演じるドロシーは大人の女性の物語「ちゃんと成長した自分をこの作品でお見せできるように」

2022/05/24 12:20 配信

芸能一般 会見

「DOROTHY~オズの魔法使い~」囲み会見が行われた 撮影=WEBザテレビジョン

桜井玲香が初の単独主演を務めるミュージカル「DOROTHY~オズの魔法使い~」の制作発表会見が5月23日に東京・三笠会館で行われ、ドロシー役の桜井玲香、かかし役(Wキャスト)の蒼井翔太鈴木勝吾、作・演出の田尾下哲氏、作曲・音楽監督の宮川彬良氏が登壇した。

本作は大人の女性の物語

ドロシー役の桜井玲香 撮影=WEBザテレビジョン


桜井は「今のこの年齢になってドロシーを演じる機会をもらえたというのは、すごく光栄ですし、ビジュアル撮影は少し照れましたが(笑)、世界中で愛され、素晴らしいメッセージがたくさん詰まっている作品なので、全力でドロシーを演じられたら」と意気込みを語った。

アーティストとしても活躍している蒼井は、自身のソロ活動とミュージカルへの想いの違いを問われ、「ステージの上で表現するということは同じですが、ミュージカルはステージの上で表現する人間がたくさんいる。人数がいればいるほど、1人1人の個性が花のように咲き乱れて、すごく贅沢な時間だと感じています」と説明。田尾下作品への出演が今回で3度目となる鈴木は「稽古場や台本の読み方含め、俳優がその場で得心が行くことを大事にしてくれて、なおかつそれが作り手のひとりよがりではなく、お客様にも得心していただけるようにものづくりをしている方。熱を失わずに、でも冷静に作り上げていくということがすごく印象に残っています」と評した。

原作「オズの魔法使い」の舞台は1900年のアメリカ・カンザス州だが、本作は21世紀のとある都会が舞台。ドロシーの設定もオーケストラ部の大学生となっている。「大人の物語。これからの人生をどう生きていくか、幸せをどう見つけていくか悩んでいる女性の物語にしたい」と田尾下氏は語った。

作・演出の田尾下哲氏 撮影=WEBザテレビジョン