――怖い話が苦手とのことですが、演じる上では大丈夫だったのでしょうか?
今回も脚本を読むまでは怖かったです。でも、実際に読んでみたら、怖さもあるのですが、ちょっと笑えるところもあったりして、エンターテインメント要素がたくさん散りばめられていたので、楽しかったです。しかも、普通のホラー作品ではヒロインが逃げ回ることが多いと思うのですが、春奈は逆に立ち向かっていくような女の子なので、意外とスカッとするシーンが多く、演じていても楽しかったです。
――確かに、ホラー作品にありがちな“じめっと感”は、この作品にはないですね。
そうなんです。なので、私としては体験型アトラクションホラーだと思っていて、ホラーが苦手な方でも楽しめる作品になっていると思います。実際、私も試写を見終わった後の第一声が「面白かった!」でしたから(笑)。自分が出ているのに他人事のように楽しんで見ていました。
――驚く表情などはホラー作品ならではだと思いますが、何か研究したりはしましたか?
撮影前に『呪怨』シリーズや都市伝説系のホラー映画をいくつか見ました。でも、怖いから、お話の内容的にはちゃんと見られなくて、皆さんの驚く表情だけはちゃんと見る、という謎の作業をしていました(笑)。その中で「こういう驚き方もあるんだ!」と思ったものも多く、それを試したりもしたのですが、実際には現場で感じたことを大切にして演じていました。
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