小栗旬演じる稲見や西島秀俊演じる田丸ら、各分野のスペシャリストが集結した警察の秘密部隊“特捜班”の活躍を壮大なスケールで描くドラマ「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」(毎週火曜夜9.00-9.54、フジ系)。
緊迫したストーリー展開や特捜班メンバーのアクションシーンなどが話題を集めているが、今回はそんな「CRISIS―」の撮影について大山役の新木優子に直撃。舞台裏エピソードを語ってもらった。
第1話では、大山ら特捜班チームが、橋の上に停まった新幹線から川に落ちた稲見に手を振って声を掛けるシーンがあったが、このシーンは室内のセットで撮影された。「2mくらいの高さの場所に、新幹線のセットを組んでいたんですが、『おーい!』って声を掛けるすぐ先は、実は床だったんです(笑)。目線が難しかったんですが、“この辺を見て”という目印を付けてもらって、川に落下した小栗さんの姿を想像して、そこをみんなで見ながらお芝居をしていました。あとは、実際はかなり高い場所から声を掛ける設定なので、周りに響くよう、すごく声を張りました」(新木)。
ドラマのアクションシーンは見どころの1つ。第2話の冒頭では、特捜班メンバーのトレーニングの模様が描かれていたが、その自然な動きも注目を集めた。「撮影の3カ月前から、金城(一紀)さんに“カリ”というフィリピンの武術の稽古をつけていただいて、撮影に入るまでずっと練習していました。撮影の合間も、皆さんトレーニングをしていました。最初は難しかったですが、慣れてくると自然に手が出てくるんです。この場面の撮影時は、既に高速で打ち合いをする練習もしていたので、だいぶ慣れていたころですね」(新木)。
第3話では、特捜班が全員で一斉に犯人を追い詰めた。5人がそろって犯人を追い詰める場面は初めてで、5人そろって銃を向ける場面は迫力満点。「(場面が遊園地だったが、)遊園地という場所にそぐわないスリリングなシーンになったと思います。小栗さんも西島さんも、皆さん銃の扱いにすごく慣れていらっしゃるので、出す姿もかっこいいし、出してから構えるまでがすごくスムーズなんです。全員で一斉に構えるという最後のフォームが大事なので、私も、皆さんに合わせられるよう、そこにたどり着くまでの最短の手順を試行錯誤しながら練習して挑みました」(新木)。
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