「スター・ウォーズ」屈指の人気キャラであるオビ=ワンを主役に据えた、「スター・ウォーズ」シリーズ最新作であるオリジナルドラマシリーズ「オビ=ワン・ケノービ」の第1話、第2話が5月27日にディズニープラスで独占配信された。本日6月1日(水)には第3話も配信の同作を解説する。
オリジナルドラマシリーズ「オビ=ワン・ケノービ」の配信が決まり、往年の「スター・ウォーズ」ファンから歓喜の声が上がったのは、今回の主役である“ジェダイ(正義の騎士)”オビ=ワン・ケノービがとても人気の高い、「スター・ウォーズ」には欠かせない主要キャラクターだったからであろう。
とある銀河系を舞台にした「スター・ウォーズ」は、強大な帝国とそれに立ち向かう者たちの戦いを描いたSF超大作。平和を求める善き騎士“ジェダイ”と、銀河を支配しようと画策する“シスの暗黒卿”の攻防を描き、細部にまでこだわり抜かれた世界観や、迫力あるアクションシーンも見逃せないシリーズだ。
オビ=ワン・ケノービ(ユアン・マクレガー/日本語版の声:森川智之)とは、どんなキャラクターか。「スター・ウォーズ」の主軸は、若きジェダイ、ルーク・スカイウォーカーの活躍を描く実写映画「旧三部作(エピソード4~6」がまず公開され、続いてルークの父アナキン・スカイウォーカーの時代を描いた「新三部作(エピソード1~3)」、その後、高いフォースの資質を持った身寄りのない少女・レイの物語を綴る「続三部作(エピソード7~9)」と続いた。
オビ=ワンは、ルークとアナキンの師。2人を善へと導こうと尽くした人物であり、強くて誠実さが光る魅力的な男性。つまり、エピソード1~6までの長きに渡り、物語のカギを握ってきたと言っても過言ではないのがオビ=ワンなのだ。
第1話で登場したオビ=ワンは、すっかり意気消沈した日々を送っていた。
今回のドラマが描くのは、映画「スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐」から10年が経った時代の物語である。「新三部作(エピソード1~3)」ではまだ若かったオビ=ワンだが、今作では、影を背負い、微々たる日銭を稼ぎ暮らすくたびれた男といった印象。
帝国による“ジェダイ狩り”から隠れて目立たないように生きているためでもあるのだが、なにより、ダークサイドに堕ちたアナキンを救えず死なせてしまった罪悪感で苦しんでいたからである。
しかし、映画シリーズを見た方ならご存じだと思うが、そのとき、アナキンは息絶えたわけではなかった。暗黒卿“ダース・ベイダー”として生まれ変わり、邪悪な皇帝に仕えて反乱同盟軍を滅ぼそうとする者になっていく。そんなことは知るはずもないオビ=ワンは、10年もの間、タトゥイーンという星で幼いルークを見守りながら静かな暮らしを送っていた。
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