本作の撮影は時代劇の本場である太秦の東映京都撮影所で行われた。太秦での撮影の感想を聞かれた小宮は、最初「どういうことですか?」と戸惑いを見せ、「思ってなかったことを振られたから何も考えてなかった…」と照れ笑いしつつも、松本から「カツラかぶったりとかさ…」と助け舟を出され「私、地毛が長くて、全部地毛だったんですよ。地毛を結髪さんに毎日結っていただいて、着物を着せていただいて、それだけで役に入れる感じで、ありがたかったです」と撮影の裏話を語った。
小澤も太秦での撮影は初めてとのことで「歴史があってすごく厳しい撮影所だと聞いてましてね、役者の登竜門だって話なんかもあるんですよ」と軽妙に切り出し、司会から「落語家さんみたいですね(笑)」との評も受けつつ「菓子折りを持っていかないと人として扱われないから気をつけて、なんて脅されて行ったんですけど…すごい優しい方たちで、やりやすい現場で、なおかつ監督がリードして撮影をバーッとやっていただけるんで、本当にスムーズな撮影だったなと思っております」と満足げに語った。
アクションシーンに定評のある坂本監督。殺陣のシーンの見どころを聞かれた梅津は「冒頭、太秦に越してきた百姓が、米をめぐって無手で殴り合うというシーンがあるんですけど、そこのアクションが一番つらかったですね、日差しも強かったし…」と真顔でボケを繰り出し、登壇者も思わず爆笑。
ムビ×ステにほぼ皆勤賞で出演しているという松本は、太秦について「そういや、見慣れた景色だなとしか思わなかったな…」と振り返りつつ、殺陣は前日に考えているのか、当日に考えているのかを坂本監督に逆質問。今回は前日に考えて、当日確認して調整していったとのことで、「今回は本当に皆さん素晴らしかったです」と坂本監督もアクションに太鼓判を押した。
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