6月3日、都内で舞台「恭しき娼婦」の取材会及びプレスコールが行われ、奈緒、風間俊介が登壇。お互いの印象を語るとともに、風間が同じく舞台の初日を迎える“親友”相葉雅紀とのやり取りを明かす一幕があった。
同作は、20世紀最大の哲学者にして、現代思想の巨人、ジャン=ポール・サルトルによる戯曲を栗山民也が演出。非情な世界における人間の“権利”、“尊厳”、そして、“自由”といった、人類が向き合う問題を描いている。
冤罪を被せられて逃走する黒人青年をかくまう娼婦リズィーを奈緒が、その街の権力者の息子であるフレッドを風間が演じる。
取材会に登場した奈緒は「2日前に劇場入りして、ようやく劇場の空間にも慣れてきて、今日こうやって人が実際に客席に座ってお芝居をするのがこういう感覚なんだなと、新鮮な気持ちでさせていただきました。緊張はあるんですけど、一生懸命やりたいなと思います」とあいさつ。
風間も「本当に素晴らしい作品、演出の栗山さん、キャストの皆さん、スタッフの皆さん、そして素晴らしい劇場。すべてが今そろっている状況で、あとはお客様に見ていただいて、心が動いていただく、それを残すのみと思っています。多くの方に見てもらいたい作品になっています」と、思いを伝えた。